2023.2/15

グリベック13日目(200mg開始10日目) 




母が夕飯の支度をしてくれている間、手伝うことも出来なくて、ただの話し相手としてわたしもキッチンにいた。




具合悪いから何日もほとんどベッドの上にいるけど、そんな生活にもそろそろ気が滅入ってきた。




キッチンの椅子を2つ並べてそこに横になって、ひとりでしゃべって勝手に盛り上がって、料理中の忙しい母の気を散らすっていうね…w




この時は話す元気はあった。




でも、だんだん吐き気止めが切れてきたみたいでひどい吐き気と、それだけじゃない、身体がガタガタ震えて、手や足先が急に氷水に浸したみたいに冷え切って感覚がなくなった。




それなのに、顔だけが熱くて頭がぼーっとして…





「あや顔すごく赤いよ、大丈夫?!」





お母さんに言われて、あーやっぱおかしいって思った。





「熱あるんじゃない?!」





料理の手をわざわざ止めて体温計を取りに行こうとしてくれたお母さんを咄嗟に呼び止めた。




もし仮に熱があったとしても解熱剤はないし、顔を冷やすくらいなら自分で出来ると思ったから。




ただでさえ連日続く色んな身体の不調で気が滅入ってんのに、体温計の表示を見て、さらに気が萎えるようなこと敢えてしたくなかった。





 “知らない方がいいこともある” って急に思えたんだ。





折れそうなメンタルを守るのにこんな小さな抵抗をしてる。




しばらく便秘になることと引き換えに吐き気止めを飲んで、おしぼりで顔を冷やしながらまた横になった。




すごく具合が悪くて、もうしゃべれなかった。





なんかおかしい…。





明日の診察、行ける体力も気力もないかもしれない。