小山田圭吾、ほぼほぼ同世代ですが日本の恥です。障害者の娘を持つ私にとっては生涯この男の顔と名前、障害者におこなった数々の目も当てられぬ犯罪行為を忘れることはないでしょう。小中高で長年小山田圭吾が障害児に対してやってきた「いじめ」ではすまされない殺人未遂や激しい虐待という犯罪行為は今はもうネットを探せばすぐに全容が手に入りますのであえてここでは書きません。途中で目をそむけたくなるようなとんでもない残酷な虐待でしたが最後まで過去の雑誌記事に目を通させて頂きました。小山田圭吾への学校教育とは、親の教育とは当時一体どうなっていたのでしょう。
この男の性根は今もこれからも変わりません。人間の根本というものはそんなに簡単に変われるものではない。
この小山田圭吾はNHKの「デザインあ」の曲も担当しておりますが身内の息がNHKにかかっておりますのでやりたい放題です。
当時私はサブカルというものにうとかったので、同世代でも彼のことは知りませんでした。今回オリンピック・パラリンピックに関わるということで今まで不自然にねじ伏せられてきた醜悪な彼の言動が次々と明るみになり、やっと一般人の目に触れることになったのですよね。これがなければずっと小山田圭吾はなんのお咎めもなくのうのうと生きていけたでしょう。
何も調査しなかったか、この直前になってもう曲を差し替えられないだろうというタイミングで小山田圭吾参加の発表をしたオリパラ組織委員会はあっぱれです。この無神経さ、杜撰さがあったからこそ小山田圭吾の消えない罪は世にさらされることになったのですから。
障害者だけではありません。外国人差別、がん患者への嘲笑、次から次へと過去の記事が出てきますね。
この男は本当に人間なのだろうか。醜悪すぎて吐きそうなのでこの方の霊視はしません。
娘の通っている学校は受験もあって、比較的グレーゾーンや軽度でギリギリ障害者手帳が取れるようなお子さんたちが就職するための訓練をする高等支援学校です。
今回の小山田圭吾の行いは、娘の学校でももっぱら話題です。そして子どもたちは彼が障害者に何をしたかを理解しています。
その上で、なんと、半強制的にパラリンピックの観戦に支援学校の生徒たちが招待されています。新型コロナの影響で運動部のみということになりましたが、感染リスクや感染を撒き散らすリスクもある中、強制的に招待されたパラリンピック観戦。そして自分たちに近い立場の障害児を虐待した小山田圭吾という人物が関わった音楽が使われると知った上でパラリンピックを観戦させられる。どこまで障害者とその家族を踏みにじるのだろう。
メンタリストDaiGo氏、古市憲寿氏のTwitterでは、許せないなら裁判を起こせばいいが民事だから裁判を起こすお金と知能がないと無理だとあざ笑う内容の両者のやり取りがありました。その後炎上し、現在の古市氏はあれは違う話のことだと明らかにバレる嘘をつき、ご自身のTwitter上で見苦しい弁解に追われています。
そして芸人EXITのりんたろー。氏、太田光氏、東浩紀氏、NHKEテレがらみのゴンドウトモヒコ氏と続々と小山田圭吾擁護が続きました。感覚が一般人とはかけ離れているのが芸能界ですものね。
テレビでは今の所さらっと流すか全く触れません。ワイドショーは不倫だ離婚だの話は大騒ぎなのにこの件には不自然なまでにほとんど触れません。ネットニュースも目立たない位置に小さく小山田圭吾の記事が短時間載るだけです。
仕事の準備をしながら流していた日テレスッキリでは、小山田圭吾についての議論を遮って橋本五郎氏はオリンピックを有観客にするべきと声高に話を別方向にすりかえており、色々な意味で大変呆れました。
海外紙には小山田圭吾の件はいじめではなく虐待や暴行というはっきりした言葉で書かれています。
そういえば、過去オリンピック招致活動を精力的におこない都知事でもあった石原慎太郎氏も、障害者には人格があるのかねと発言していましたね。やまゆり園殺人事件の犯人の気持ちが理解できるんでしたっけ。おぞましすぎる。
復興五輪はどこへ行きましたか?
いかなる差別にも反対する五輪憲章とはどこへ行ったのですか?
小山田圭吾の犯罪は相手が障害者でなくとも許されない内容です。
時代が時代だからという大田光氏、私は貴方と年齢があまり変わらないかと思いますがあの小山田圭吾いじめ自慢の記事が出る前には山形マット死事件があって、サブカルがもてはやされる時代だからOKという雰囲気はなかったですよ。時代を理解しなさいとは意味不明です。
ずっと家庭と仕事で忙殺されていてなかなかブログを更新するまでのエネルギーがわかないでおりましたが、どうしても小山田圭吾については、一人の障害児の親として黙っていられませんでした。この人が日本を代表していけしゃあしゃあとオリパラに楽曲提供ですか。どの面下げて?本当に心から理解できません。依頼されて引き受けるところが既に過去のことは彼の中ではなかったことになっていたことでしょう。
やっと全国手をつなぐ育成会連合会からも小山田圭吾に対する声明が出ました。私は微力ながら小山田圭吾の辞退を求める署名活動に参加させて頂きました。傍観はしません。当事者としてできることをやります。
小山田圭吾、この名前と障害者虐待・嘲笑の数々は私の記憶に刻みこまれました。明るみにして下さって、ある意味組織委員会には感謝です、皮肉を込めて!!
政治家は利権にしか興味がありませんので大半がスルーでしたがここに来て加藤官房長官が組織委員への働きかけをなさったのでこのままなかった事にはならなさそうです。歴史に残る日本の恥が放置されないことを期待します。
日本のマスコミが小山田圭吾の悪事を隠蔽することなく報道することを願っています。
いつになく強い言葉で申し訳ありません。
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追記
続報が入ってます。加藤官房長官とトヨタの動きもあったせいかご本人の辞退表明となったようです。辞退となるのであればこれ以上の報道を願うこともありません。他人をいじめてほくそ笑む小山田圭吾と同じような人間にはなりたくないものです。