優しさは痛みを和らげてくれる効果があるなと思う出来事。



ある時、膝を思いっきり、それはそれは思いっきり強打ハッして、しゃがみ込んで唸っていたら、


男の子が飛んできて
「どうしたの?大丈夫?」
と心配してくれた。



その時、その瞬間は強打のあまりの痛さハッに貧血を引き起こし、口も聞きたくないし、ある意味ほっといて欲しいくらいチーン魂だったのだけれど、



そんな優しい子の気持ちを無視する訳にも行かず、必死に答え、大人な対応をした。(そんな自分も偉い(笑))




痛みがある程度治って、心に残ったものは、
一目散に飛んできて〝大丈夫?〟と心配してくれた優しさ。

そしてその後時間が経てば経つほどにその受けた優しさが心を包んでくれている様で、



あぁ、小さいころ何か痛いことがあった時、大人がよく言ってくれた〝痛いの痛いの飛んでいけ〟は、その時の痛みに対してだけではなく、



その後の人生にも影響を与える魔法の言葉だったのかも知れないなと思った。



子どもの頃の経験や、受ける善悪様々な衝撃は、大人になってからのそれとは比べものにならないくらい、その人の人格形成に影響すると思う。


例えその当時の記憶なんて覚えていなくても。


優しさを向けてくれた人に、その場で正しく感謝することは難しかったりもする。
だって、その時は自分のことでいっぱいいっぱいな状態だから…。

だから人間の気持ちはすれ違いを起こしがちだなぁ…とも思う。


無垢な優しさは尊い

〝利他心〟って大事だなぁとも思ったオカメインコキラキラ



以上、
45歳のおばさんが、子どもから受けた優しさに感謝した出来事。