昨日、午後からの診察でメスのハーアランを病院に連れて行きました。
オスのペクも目の病気が悪化してきたので、診てもらいたかったのと、お薬が欲しくて一緒に連れて行きました。
うちのペットがよく行く動物病院は、いつも混んでいて、昨日も午後からの診察で早めに行ったのに、小一時間待たされました。
ハーアランはもうすぐ出産なので、お腹のレントゲンを撮っていただきました。
コレが、その時のレントゲン写真です。
実物は持って帰ってこれないので、レントゲン写真を携帯でパシャリ。
コレを見て、わかりますか?
ハーアランのお腹の中には3匹の赤ちゃんがいました。
骨もしっかりしていて、お母さんであるハーアランの骨盤もシッカリしているので、自然分娩ができそうだとのこと。
ただ、最近の犬は難産が多く、自然分娩がなかなかできない子ばかりだそうです。
なので、「体温に気を付けてあげてください。」と先生にも言われました。
犬の平熱は、37℃~38℃。
出産の日を迎えると、必ず1℃下がるんです。
それで、早め早めの行動を心がけてくださいと言われました。
帝王切開の場合、スタッフが7~8人は動くので、夜中とかだと
そのスタッフの人数が確保できないので、ハーアランの異変に気がついたら、早めに連絡をくださいと言われていました。
体温も9月の中旬に体温計を購入し、毎日付けていました。
ですが、9月の連休に遠出して帰りが遅くなった為、1日サボったのが尾を引き、1週間ほど、体温を計らなかったのです。
ペクはドライアイで涙が全く出てなくて、目の老化現象が始まっていました。
めあにが酷く、涙がない分、目の表面がこすれてしまい、目が悪くないのに、涙が出ないせいで、目が悪くなってしまうと言われました。きちんとめあにをまめに拭いてあげて、洗浄して、涙の分泌を助ける目薬をさしてあげてくださいとのことでした。
私、母、妹の3人で病院へ行ったので、帰りの車の中は全員がルンルンでした。
「早くこの子が産まれてくるの、楽しみだね♪オスかなぁ?メスかなぁ?」
などと話しながら、家に帰ってきたのです。
その日の夜。
妹がモルの世話をしている時になにげなく
「今さぁ、体温計ってみたら?ハーアラン。」
と言ったので、私はハーアランの体温を計ったのです。
すると、体温が思ったように上がらず、何度計っても36.8℃程度しかないのです。
一番最後にハーアランの体温を計った時、ハーアランの体温は37.7℃でした。
その時からすると、約1℃下がっているのです。
でも、出産予定日は10/8なので、まさかとは思いましたが、もしもということもあるので、時間外でしたが
動物病院に電話をしました。
すると、
「体温はいろいろ計る時間によっても変化をする子もいますし、まだ予定日よりも早いです。大概、出産時期は予定日からプラスマイナス2日と見てもらって、あとはハーアランちゃんの様子だけ見ててください。1℃下がってから24時間が出産は勝負ですので、食欲がないとか部屋の中をウロウロしてるとかになったら、またご連絡をください。」
と言われたのです。
病院の先生がそう言うのならと思い、ハーアランにもソワソワした様子もなく、ただ、いつもよりはグッタリしていましたが、出産の準備の小屋も作ったし、大丈夫だと、たかをくくっていたのです。そして、寝る前にももう1度ハーアランの体温を計りましたが、やはり、36.8℃でした。
それから、妹が朝方5:30頃目を覚まし、リビングへ行くと、ハーアランが2匹、既に出産を終えていたのです。
しかも、普通に出産をしていたのなら良かったのですが、胎盤が破れていない。そして、いつ産んだのかもわからない状態でした。妹はパニックになり、母を起こしに来ました。
「どうしよう!もう産んでる!」
と。
私はその話声で目が覚め、リビングに行きました。
「とりあえず、お湯を溜めて。この子の胎盤をちぎって呼吸させないと。」
母は妹に支持をして、母犬から離れた1匹を拾い出すと、すぐに洗面所へ行き母と一緒に胎盤を開いて温めたのです。でも、その拾い上げた時には子犬は冷たかったそうです。
もう1匹は母犬がペロペロと舐めていました。
でも、その子も同様、胎盤は破れていなくて、母犬が舐めているだけ。
私はすぐに動物病院に電話をして、母犬と2匹の子犬を抱えて母と妹、私の3人で家を飛び出しました。
やはり最初に産んだ子はもう心停止していて助からない状態でしたが、もう1匹の子は微弱ながらに心音がするとのことだったので、宿直だった先生が2人、すぐ処置に取りかかってくださいました。ですが、未熟児で肺がまだきちんとした大きさまでできていなかったために、2匹目の子も死んでしまいました。私達は本当に絶望していましたが、まだハーアランのお腹の中には1匹いたのです。でも、ハーアランがだいぶ2匹の出産で衰弱していたこともあり、動物病院に預けて様子をみてもらい、自然分娩ができそうならば、自然分娩で。お昼まで待ってダメなら、帝王切開にするとのことでした。
帰ってきた私達は何もする気になれず、ただ泣くばかり。でもまだ1匹いるのだから、気をしっかり持ってお昼まで待とうと、気を奮い立たせたのです。
AM10:00頃、動物病院から電話があり、
「ハーアランちゃんのお腹の中の子はエコーで見てもしっかり呼吸をしていますので、生きています。」
と先生が言ったので、その子は絶対に助かる。でも、もう2匹も失ってるから、この1匹はうちで育てようと決心していました。
そして、お昼頃、今の状況が知りたかったので動物病院に電話すると、やはりハーアランは自力で出産をしたのですが、育児放棄をしたらしく、また胎盤を破ることがなかったそうです。そして、子犬の肺も小さく、自発呼吸ができていないとのことで、やはり、3匹目の子も死んでしまったのです。ハーアランはオス2匹、メス1匹の子をお腹で元気に育て、頑張ってくれたのですが、こうした結果に終わってしまったのです。
私、母、妹、そして甥っ子も家に帰ってきて3匹目の子犬を箱から取り出して見た途端、大号泣でした。
その日、仕事だった私の旦那にもメールで報告すると、本当に仕事が出につかないぐらいショックだとメールが返ってきました。
今日1日、本当に何もやる気になれず、本当に人間の起こしたエゴのせいで、犬を辛い目に合わせてしまったと
思いました。
ただ、今後、まだ妊娠・出産の見込みは十分にあるのですが、ハーアランは育児をしない犬だそうで、私達も
こんな辛い思いは二度としたくないので、ハーアランの体力が回復次第、避妊手術をすることにしたのです。
やはり、子宮の病気など、メスは命に関わる病気になりやすいとのことだったので、そうすることにしました。
今は今日の出産の疲れからか、ぐっすりと眠っています。
ただ、私達人間もそうですが、ハーアラン自身も心の傷はまだまだ癒えそうにありません。
まだハーアランの命だけは無事だったので、今後はこの世に生を受けられなかった子犬3匹の為にも
ペクとハーアランを愛していこうと思いました。