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Alsace地方に別れを告げ、次に向かったのはBourgogne地方。
今思い出しても夢のような時間でした。今回も長くなりますがお付き合いください
Bourgogne地方の北の玄関口、Dijion(ディジョン)。
マスタードが有名ですがそもそも美食の街として知られています。
Dijionでは軽くランチを食べ2、3時間ほどぷらぷらしただけ。
今度来るときはしっかり”美食”を堪能したいものです
旧ブルゴーニュ公宮殿やノートルダム教会などDijionの名所は道に印されたフクロウのマークをたどっていくと周ることができるようになっています
そしてノートルダムの裏の小道にはDijionのシンボルであるフクロウのの元になっている幸福のフクロウの像があります。これを左手でなでると幸せが訪れると言われています♡ もちろんなでなでしておきましたよ♪
そしてDijionを後にしローカル電車でやってきたのは、、、、
Beaune(ボーヌ)です。
あぁっ・・・ 感涙。
言わずと知れたBourgogneワインの中心地、Beauneの街へやってきました。
宿泊したのはBeauneでは有名なクラシカルなホテル、Hotel Le Cep。
着いたその日のディナーはホテルに隣接しているミシュラン☆のLoiseau des Vignesで頂きました。
※レストラン内はiPhone撮影
重厚感のあるいい雰囲気。まずはシャンパンでスタート。
少々味の濃かったものあったけどNYのフレンチとはどこか違う感じが新鮮。
プレゼンテーションはさすがの美しさです
ただね、このレストランに来たのは食事よりむしろワインが目当てなのですよ。笑
こちらの写真の後ろにも見えていますがここのウリは約70種類のワインがグラスで飲めること!
量も8clと12clで選べ、値段もグラス6ユーロから39ユーロまでととにかく種類が豊富。
普段いいワインはボトルでしか飲めないことが多いのでなんとも嬉しいシステム♡
最後のチーズまで存分に母と数種類ずつグラスワインを楽しみました♪
高かったけれどDomaine Armand Rousseau Charmes-Chambertin Grand Cru 2013はやはり美味しかった... Grand Cruがグラスで飲めるなんて!
翌日はこの旅で一番楽しみにしていたBourgogneワインツアー
日曜日だったので訪問できるワイナリーはかなり限定されてしまいましたが、ガイドの日本人の方が博識な方でとても勉強になりました。
まずはBeauneから南下し白ワインの銘醸地へ向かいます。
Puligny-Montrachet(ピュリニィ=モンラッシェ)村。
わー、わー、わー! 世界最高峰の白ワインがこの辺りから生まれるのね・・・
Bourgogneのヴィンヤードはあまり遮る建物や道がなく辺り一面に広がっている印象を受けました。もちろん細かく見れば畑の区画ごとに生産者が違うことは言うまでもなく。
お隣Chassagne-Montrachet(シャサーニュ=モンラッシェ)村の標識とパチリ。
SantenayやSt. Aubinも・・・♡ 夢のような標識、持って帰りたい。笑
一軒目に訪れたのはChateau de Chassagne-Montrachet。
ワイナリー兼、ミュージアムのような所でした。テイスティングルームも美しいです。
こちらではSt. AubinからChassagne、Pulignyそれぞれの村名、1er(プルミエ)クリュの飲み比べ、さらにはこの辺りでは珍しい赤ワインまで6種類ほどテイスティングしました。
Chassagne村とPuligny村の飲み比べなんて贅沢でやったことがなかったけど説明を聞きながら味わうと色んな発見があって面白い!Pulignyのほうが骨格がはっきりで酸がシャープ、肉付きが少ない感じみたい。
Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Chaumee(赤)はタンニンもしっかりあってカシスなどのアロマ。Pulignyの赤のほうがあまり香りが来ず、タンニンがややシビアだった印象。
ランチはBeaune郊外にあるミシュラン☆の日本人シェフのレストランLe Benatonへ。
美しいプレゼンテーションにどことなく安心できる味。
美味しかったけれど馴染みであろう私達のガイドさんが紹介してくれたのにオーナーシェフが無愛想でとても残念でした。再訪はないかな。
気を取り直して午後はCôtes de Nuitsへ。いよいよ心臓の高鳴りが最高潮!!
いきなり連れてきてもらったのがココーーーーー!
この十字架が目印のここはVosne-Romanée(ヴォーヌ=ロマネ)村の、、、
Romanée-Contiの畑です。
まさか本当に現実に訪れることができるなんて・・・
もちろん周りを見渡せばRomanée-Contiを始め、La Tache、Romanée Saint Vivantなど目眩がするほどのGrand Cru(特級畑)の数々。
思わず拝みたくなるほど美しい葡萄・・・
ミーハーですがやはりワイン好きにはたまらない場所です
Vosne-Romanée村の次に通ったのがVougeot(ヴージョ)村。目の前にはClos de Vougeot城!感激!
今回のガイドさん、「事前に通りたいところや写真に撮りたいドメーヌなどがあれば極力頑張ります」と仰ってくれたのでこれ幸いとズラーッとリストにして送りました
希望の箇所ほぼ全てを周り、さらには近くにある有名ドメーヌなども寄って頂いたので本当に最高でした!
それでは鼻息粗めに(笑)、そんな超有名ドメーヌ達をご紹介〜
① Domaine Leroy
② Domaine Méo-Camuzet
③ Domaine Gros Frère et Sœur
④ Domaine Michel Gros
⑤ Domaine Anne Gros
⑥ Domaine de la Romanée-Conti
⑦ Domaine Georges Roumier
⑧ Domaine Jacques-Frédéric Mugnier
⑨ Maison Lou Dumont
⑩ Domaine Comte Georges de Vogüé
飲んだことのないドメーヌもたくさんあるけれどとりあえず写真だけでも撮れて幸せでした・・・
Domaine Armand Rousseau
前夜のレストランでグラス最高額だったドメーヌ。
そして、こちらDomaine Emanuel Rougetで外から写真を撮っていたら敷地内に人の姿が。ガイドさんが話しかけたらなんとEmanuel Rouget氏ご本人でした!!!!!!
そしてなんとなんと、光栄な事に写真を一緒に撮って頂きました ヒャーーー
Bourgogneの神様と呼ばれる故Henri Jayer氏の甥で後継者と呼ばれるお方。握手をしてくれた大きな手を見つめ「この手がスーパーワインの数々を造るんだ」と感動しました。もうなんだったらこの出会いだけでこの日のツアー終了しても良かったくらい。
せいぜい5分程の立ち話でしたが、ちゃっかりうちの新愛犬の名前をPinot NoirからPinotと名付けましたと伝えてもらっちゃいました ピーちゃん良かったね♡
Beauneに5年近く住んでるガイドさんですら初めて会ったそうなので相当ラッキーかも
因みに「神の雫」33巻にご本人出ていますので気になる方はチェックしてみてくださいね♪
大興奮のまま今度はNuits-Saint-Georges(ニュイ=サン=ジョルジュ)村にあるDomaine Moillardへ。
ここでは白から赤まで6種類を試飲。
ドメーヌの方が英語が堪能だったので話もわかりやすかったです。
全体的にちょっと強気なお値段設定に感じましたがせっかくだったのでNuits-Saint-Georges村で美味しかったものを1本旦那くんへのお土産に買って帰りました。
最後の目的地Gevrey-Chambertin村へ向かう途中でVogüé 氏のBonnes Maresが
は〜、いつか 飲みたい♡
最後はGevrey-Chambertin(ジュヴレ=シャンベルタン)村にあるDomaine Philippe Leclercへ。
ここではGevrey-Chambertin村のワインを中心に6、7種類ほど試飲。
さすがにGrand Cruまではなかったけど1er cruをたくさんの飲ませて頂きました。同じ村の中とはいえ、本当にアロマや酸、口内での伸びなどに差があり面白い。
畑の位置関係とそこでのテロワールを親切に細かく教えてもらいながら飲んだのでとても勉強になりました
ここでも一番美味しかった1er cruを1本お買い上げ。
改めていいなぁ〜、Bourgogne。本気で3ヶ月くらいBeauneで暮らしたい。笑
ヨダレものの標識。やっぱり持って帰りたい。
写真の編集だけで大変だったBourgogne編、本当はまだまだ語り尽くせません!
ドキドキし過ぎてこの日はなかなか寝付けなかったっけ。
人生で5本の指には入る程幸せな日でした
恐ろしく神聖で複雑で、そして美しい場所、Bourgogne。
今度は旦那くんとまた近いうちに再訪したいと思います!
To be continued....
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