かがり火の中での八幡宮御鎮座記念祭! | 恒吉彩矢子オフィシャルブログ「ときめき よろこび 宝さがし」

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鶴岡八幡宮の御鎮座記念祭に参列してきました!

鎌倉で「大人の遠足」を開催するようになってから
八幡宮への親しみが高じ、
今年、八幡宮の崇敬者の「槐の会」の
会員になったわたくし。

その会員向けの伝統文化セミナーがあったのです。

それは、「御神楽(みかぐら)」について、
宮司さんからお話を聞き、
夕刻から、ご鎮座記念祭の
御神楽を拝観できるというもの。

神楽というのは、
一般的な神社のお祭りで行われる「里神楽」と、
宮中や2、3の神社のみで行われる「御神楽(みかぐら)」の
2種類があるとか。

宮中で行われる御神楽は一般公開されませんし、
元々は秘儀。

それを現在では、鶴岡八幡宮や伏見稲荷などでのみ
見ることができます。

なんという貴重な体験!✨

巫女が、鈴や剣といった、神の依代(よりしろ)をもち、
神楽を統べる人長(にんじょう)が輪榊(わさかき)をもち。

雅楽のゆったりしたテンポは、
天体の運行のテンポに従っていて、

「引き伸ばされた音は
引き伸ばされた時間を表しています。

天体との調和がとれた
古代さながらの時間を体感してください」


との宮司さんの弁。

 

期待が高まります!

広間でのお話が終わると外に出て、

舞殿の北側にしつらえた場所に移動します。

外といえど、
この日は季節外れの暖かな日だったので
苦にはなりません。

とはいえ。4時半くらいに外に行き、
露天に並べられた椅子に座り、
1時間ばかりボーッと待つことになります(笑)

 



だんだん暮れていく空。

空で舞っていたトビやカラスもいなくなり。

細い月が出て、雲がピンクに染まったかと思うと、
空が紫になり。

スマホはあえて見るのをやめて。


「ひたすら1時間空を眺める静かな時間をもつ」

というのは、日常ではなかなかやらないもの。

 

良いものでした^^

 



社殿で30分ほどの神事を終えた宮司さんたちが降りてきて、
いよいよ御神楽が始まります。

 



ライトが消され、3つのかがり火だけの世界になります。

 



風が強く、飛び散る火の粉。

巫女さんの舞。

 



そして「人長の舞」。

800年前に鎌倉幕府を開いた頼朝は、
その100年ほど前に

先祖が海の近くに建てていた八幡宮を、
今の場所に移しました。

けれど一度火災で社殿が焼失してしまい、

それを復興して遷宮したのを祝うために、
頼朝は宮中のみで行われていた御神楽の秘儀を
鎌倉でも行うよう強く働きかけ、
実現したのだといいます。

天子のために行われる御神楽。

だから奈良や京都でしか行われませんでした。

それだからこそ頼朝は、

鎌倉を「もう一つの都」とするために
宮中の秘儀である御神楽を
鎌倉で行うことを望んだのでしょう。

そしてそれが800年後の現代にも伝わり、
今こうして、一般人である私も、
その秘儀を見ることができる。

雅楽と歌が響き、
明かりに浮かぶ幽玄の中の儀式を拝観しながら
しみじみとした思いになりました。

 



儀式が終わり、ライトがつくと、
パッと現実の世界に(笑)

直会の、米麹から作った甘酒の
優しい甘さが沁みます(*^-^*)

いやぁ、特別な時間でした。

鎌倉、良いですね~^^

夕食は、創業明治20年の川古江家本店で。

 



香り高いお蕎麦。
湘南の、旨味の濃い釜揚げしらす。

美味しかったです!

 

鎌倉ならでは、そしてなかなかない体験ができた

良き日でした^^

 

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