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何をどう過ごして居たか・・・覚えていないというか・・・
これからどうしていけばイイのだろう・・・
今だから言えるけど、綾が居なくなったら自分も・・・
と考えていた事はありました。
綾を独りぼっちにさせたくないって気持ちからです。
とはいえ・・・その勇気すらありませんでした。
その勇気があれば今ココでブログ書いてるわけもないのですが。
綾は、もうこの世には居ない・・・
それは紛れもない事実・・・
人の死を目にして悲しい中にも
『これが寿命なんだ・・・』と漠然と思っていたそれまでの自分。
ただ抜け殻のように過ごす日々が続きました。
『ねぇねぇ、かずさん』
電話の綾の声を思い出す度、涙が流れました・・・
仕事中でも気がつけば涙が流れていたり・・・
人知れず涙した時も幾度・・・
『泣くだけ泣いたら、整理もついてるだろうか・・・』
そんな考え方が出来るようになるまで随分、時間が掛かりました。
常に・・・『上には上が居る』
自分より、ずっと辛い思いしてる人は居るのだから・・・
辛い時、悲しい時、そう考えるようにしてる自分でしたが
その言葉で割り切る事は出来るはずもありませんでした。
自分の思うままに書き綴って参ったわけですが
ご訪問頂いた方々に感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございます。
このブログはトラックバックを受け付けておりません。
せめて・・・と思いコメントの方は受け付ける形で進めて参りました。
読者登録をして頂いた方も数名いらっしゃいまして
このような、拙い文面のブログに興味を持って頂いた事にも感謝をしております。
ただ・・・以前にもブログ上でお話させて頂きましたが、このブログは小説ではありません。
全て真実で、その時の事を一つずつ記憶を辿りながら書いています。
内容的に先が面白そうとか。。。そういうものでは決してないと思うのです。
綾の事を知って頂きたいと思う気持ちがありブログを始めたのですが
そういうコメントを頂 く事には悲しい限りです・・・
大変申し訳ありませんが読者登録の方もお受けするのをしばらく見合わせる事とします。
今後も私的回想録として温かく見守って頂けるとありがたく思います。
何卒宜しくお願い致します。
『お葬式が終わった後の事なんですが・・・』
お姉さんはゆっくりとした口調で話してくれました。
『綾が最後に外泊許可取って帰ってきた時の事なんですけど
綾は自分の荷物を段ボールにまとめて、こう言ったんです・・・』
『この段ボール箱は絶対開けちゃダメだからね』
『お葬式済んだ後、両親に渡さなきゃいけない大事なモノでも
入ってるんじゃないかと思いまして開けてみたんです』
『そしたら・・・』
『ペアのマグカップとペアのトレーナーが入っていました』
『きっとあなたとお揃いのモノを買ってあったんだと思います・・・』
綾から一度もそんな事を聞いた事ありませんでした。
何かお揃いのモノを買いたいねと話していた事は確かにあるけれど・・・
1時間程度、話して電話を切りました。
後々、お姉さんには綾と話した色んな事をお伝えする事になります。
電話を切った後・・・綾が最後に私宛に打ったメールを送って貰いました。
メールには・・・
かずさんへ(^ー^)
長い間 ありがとう
綾は世界一幸せでしたぁ
ごめんね 約束守れなくて
綾はかずさんにもうなにもしてあげられへんようです
かずさんの幸せだけ祈ってるね(^ー^)
とありました・・・
携帯の画面を見ながら・・・また泣いた・・・
大好きな・・・大事な・・・大切な人が苦しんでいるのに
何も出来なかったのに・・・
自分の無力さを感じるしか出来なかった・・・
綾からメールが届かなくなって3ヶ月近く過ぎていました。
『電話でお話したい事があります』
お姉さんからメールを頂いたのは祭りも無事終わった8月20日の事でした。
『昼休みにお電話差し上げます』
そう返事した事を記憶しています。
昼休み・・・
お姉さんから綾が亡くなった事を告げられました・・・
事実を知った瞬間・・・号泣しました・・・
ただひたすら声を上げて泣いていました。
受け入れなければならない事実・・・
事実を知る事に怯えていた自分・・・
その緊張からの解放・・・
様々な事が入り乱れていたと思います。
『あなたに早くお伝えしなければならないと思いながら、
ひと月近く過ぎてしまって・・・すいません』
お姉さんも悩んだ末にこの日の連絡になったわけです。
『綾は・・・本当に奇跡に近いくらい頑張ったとお医者様が言ってました』
手術をした時点で既に手遅れだったようです・・・
亡くなったのは祭りの本練習の始まった日・・・7月26日の事でした。
『あなたに頂いたプーさんのぬいぐるみを肌身離さず持ってました。
お医者さん・看護婦さんに笑われながら、どこ行くにも持ってましたよ・・・』
『ベッドの上で死にたくない・・・かずさんの為に死ねない・・・と』
『綾に・・・何か望みは無いか?と聞いてみたのです。
会いたいんでしょう?とも・・・
それならどんな事をしても、来て貰うから・・・そう言ったのですが
会えばあなたを苦しませるだけだからと・・・』
『綾からペンションの話もお聞きになっていたと思いますが
綾はあなたと一緒にペンションをやるのを夢見てましたよ』
綾からは聞いた事のない自分との事・・・お姉さんと沢山話してたようでした。
自分が送った、ぬいぐるみ・ピアス・マグカップは綾に持たせてくれたそうでした。
『せめて・・・』と思っていましたから、お姉さんに本当に感謝しました。
つづく・・・