出産に向けて、気になっていた

ソフロロジーの本を読んでみました。

 

【ママ、もうすぐあえるね

 おなかの中からハグくむ親子に

  絆ソフロロジー】 田邊良平

 

という本です。







 

 

 

 

 

ソフロロジー法とは

 

一般に

・麻酔を使わない無痛分娩のようなもの

・妊娠中にソフロロジー法のCDを聴くこと

・呼吸法をすること

というイメージが先行していますが

そうではなくて

「赤ちゃんを想う心」を

第一に考える出産方法で

その結果、出産の不安を薄め

陣痛を和らげてくれるそうです。

 

 

 

 

 

ソフロロジーの原点は赤ちゃんを想う心

 

あんなにかよわくて小さな赤ちゃんが

がんばっている。

大切な赤ちゃんに必要な酸素を

届けられるのは私だけ。

赤ちゃんが陣痛の合間に体力を

回復するためには私が休まないと。

赤ちゃんもがんばっている!

私しか赤ちゃんを守れない!

このことを知ってお産に臨んでいるから

こそ、穏やかでリラックスした

お産になるのだそうです。

 

 

 

 

痛みを切り替えるスイッチ

 

ソフロロジーを学ぶと

赤ちゃんを想う心(母性)が

確実に芽生えていきます。

そうすると母性愛ホルモンが

たくさん分泌されるようになります。

その母性愛ホルモンが

痛みを切り替えるスイッチに働きかけて

赤ちゃんと一緒に

痛みを乗り越えられるように

痛みを十分受け入れられるほうに

スイッチを切り替えてくれるのです。

 

 

 

 

陣痛は、敵ではなく、“同志”

 

陣痛は赤ちゃんを生み出すための

大切なエネルギー。

なすがままに陣痛の波に乗って

もうすぐ訪れる赤ちゃんとの出会いを

待ちましょう。

 

陣痛は、どんなに強くなっても

50秒以上続かないし

どんなに強くなっても

陣痛と陣痛の間の休み時間のほうが

必ず長いのです。

 

 

 

 

陣痛中、赤ちゃんはお母さんより痛い

 

陣痛の時、お母さんが痛むのは

赤ちゃんのいる子宮、

手のひらを広げたほどの範囲ですが

赤ちゃんは全身に陣痛が来ています。

お母さんが痛い思いをしている間

赤ちゃんはもっと痛いのです。

小さくてか弱くても体力もない赤ちゃんは

休み時間がないと

とても陣痛を乗り越えることは

大変なのです。

 

 

 

 

 

読んでみて…

 

ソフロロジー法はただの呼吸ではなく

「赤ちゃんを想う心」を原点として

陣痛を肯定的に捉えているのだ

ということが分かりました。

「陣痛は、痛くて嫌だから、

呼吸でうまく逃げる、かわす」と

思っている人は、読んでみると

いいんじゃないかと思います。

私もこれを読んで、陣痛を前向きに

捉えられそうな気がしました。