産経新聞が、赤ちゃんに関する

特集の記事をまとめた本。

 

【赤ちゃん学を知っていますか?】

産経新聞「親・赤ちゃん学」取材班

 

赤ちゃんに関する

驚きの研究が

たくさん載っていました。






 

 

 


内容

 

・赤ちゃんは生後間もなくでも

 聞き分ける力がある

・外国語の学習はいつから?

・基本言語が未成熟な段階では

 悪影響を及ぼすことも

・テレビの長時間の視聴の影響

・母乳は赤ちゃんを守「宝の山」

・頻回授乳の重要性

・睡眠のリズムが乱れると、

 心身の発達に影響が出る

 

 

 

 

 

などなど…

 

研究や取材を元に書かれた

言葉の発達、脳の発達、運動の発達

知覚の発達、

テレビの長時間視聴の影響、

母乳育児について、

アレルギー、突然死、などの

さまざまな内容が入っていて

面白かったです。

 

 

 

 

 

テレビについて

 

テレビ世代の親が、

子供の長時間視聴を促す。

長時間の試聴は言葉遅れの原因に

なることも。

良質な番組でも三歳以降に見させた

ほうがよい。

アメリカ小児化学会は1999年、

「小児科医は親に対して

二歳以下の子供にテレビを見せないよう

勧めるべき」という勧告を出した。

 

 

 

 

母乳育児について

 

「母乳は必ず出る」とはいっても

本格的に分泌されるには、出産から

2〜3日程度かかる。

母体は出産の疲れから回復し

急激なホルモン変化に適応するため

母乳を作る準備期間が必要なのだ。

この間、ごく少量しか母乳は出ない。

そこで母親は赤ちゃんが飢餓状態に

あるかのように思い込み、人工乳を

与えてしまう。

これが母乳育児の最初の壁なのだ。

 

 

 

 

“初乳”について

 

赤ちゃんを病気にしないためには母乳

とりわけ初乳を飲ませることが極めて

重要。

初乳とは、出産直後から四日目ごろまで

に出る母乳で、黄色っぽくねっとりと

しているのが特徴。

初乳は分泌量が少なく、かつては

医学的な意味はないと考えられていた。

近年、研究が進むにつれ

免疫学的な価値が非常に高いことが

解明されている。

 

 

 

 

睡眠について

 

睡眠のリズムが乱れると、心身の

発達に影響が出る。

生後すぐのラットの覚醒リズムを

狂わせると、ヒトの自閉症に似た

認知機能の障害、行動障害が現れること

が確認されている。

リズムの形成には胎生40週以後

明確な昼夜の区別の下で育てることが

必要。生後は夜間の豆電球の光でも

その形成を一か月遅らせるという報告も

ある。

 

 

 

 

這い這いについて

 

四つん這いの這い這いが

脳の機能的発達に重要な役割を持ち

知的活動にかかわる神経系の活性を

高めることにもつながっている。

先天的に情緒と知的発達に遅れのある

子供を調べると、

乳幼児期後半に全く這い這いをしないか、

正い這い這いをしない場合が多く、

早く発症に気づき

這い這い訓練をすると症状が

軽くなることがわかっている。

 

 

 

 

読んでみて…

 

赤ちゃんの発達や能力について

知らないことがたくさんあると

感じました。

情報として知っておくと

その後の子育てに生かせたり

色んな視点で考えられるなと

思いました。

読んで良かったです。

 

また読んでみてよかった本を

紹介できたらと思います。

 

 

 

 



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