産院選びをするときに

参考になった本を紹介します。


池川明先生の

【おなかの中から始める子育て】

という本です。









本の中では

今の“普通のお産”について

書かれていました。


「お産のスタイルは時代とともに

変化しています。

その本質を見誤らないように。

病院でのお産が主流になったのは

せいぜい戦後からです。」





「陣痛が進まなかったら促進剤を点滴し

赤ちゃんがなかなか

下りてこなかったら吸引し、

リスクがあるならすぐに帝王切開する。

分娩台で仰向けになり、

明かりはこうこうとつける

これが、多くの人にとっての

ふつうのお産の

イメージではないでしょうか。

私たちは人工的なお産こそが

当たり前なのだと

ずっと思い込まされてきました。」




それ以前の日本では

産婆さんがお産を担い

ほとんど人が赤ちゃんを

自宅で産んでいました。


家族や親戚の女性たちも

手伝うことによって

お産をしていない人も

お産を学ぶ広い意味での

性教育の場でもあったのです。





医療介入しやすくすることを最優先に

赤ちゃんの心への配慮が

おざなりになりました。

ゆっくり待てば生まれるはずの

赤ちゃんを吸引したり

必要ない赤ちゃんにまで

ルーチンで鼻や口から羊水を

吸い取ったり

生まれたばかりの赤ちゃんを

計測するため

お母さんから引き離したり

といったことが




ごくふつうに行われるように

なったのです。


吸引分娩では

赤ちゃんが羊水を吸い込んでしまう

という問題があります。

濁った羊水を

肺に吸い込んだままにすると

障害が残るので

鼻や口にゴムの管を通して

羊水を吸い出さなくてはなりません。





分娩台での仰向けのお産は

医療介入しやすいように

という意味がありますが、

医療介入じたいが、

難産をつくってしまっている

場合もあります。

最近になって、

赤ちゃんを温かく迎えるお産と

機会的に接するお産では

赤ちゃんの心に与える影響が

大きく異なるということが少しずつ

知られるようになってきました。



この辺りのことは

以下の本にも同じようなことが

書いてありました。


興味がある方は

ぜひ読んでみてください。








私はこの本を読んで

赤ちゃんに優しいお産

自然なお産に興味を持って


同じような系統の本を読んだり

情報を集めるようになりました。


他にもおすすめの本があったら

紹介したいと思います。





インスタもやっています🌱