入院は月曜日の14時からだった。

今日も病院まで2時間かけて、旦那と長男に送ってもらった。

先生から検査入院の説明を受ける。

今のところわかっているのは

・胎児発育不全(FGR )
・心臓異常
・手関節の形
・妊娠初期の頸の浮腫(NT )

ひとつひとつが偶然起こったと考えるよりは、胎児に基礎疾患がある可能性が疑われる。 
    
染色体異常の可能性

染色体のパターンによっては、出生後の治療方針が変わる可能性がある。

出生前に、染色体異常の有無が分かっていた方が望ましい。


との事だった。


自然と涙が溢れてくる。


旦那と相談して、羊水検査を受けることにした。


わたしは早速内診やNST 。
時間がかかるので、旦那と長男とバイバイした。

長男が不安そうに
『ママ~?お願い』 

『赤ちゃんとお泊まり』と言うと

わかったOKという感じで、旦那と手をつないでエレベーターに乗っていった。

一番淋しかったのは、わたしかもえーんえーんえーん



部屋に案内されて、ベッドでNST。
babyさんは暴れまくっていた。
元気だ~チュー

部屋は二人部屋。
わたしは3日間の検査入院だし、babyに異常があることがわかっていたので、なんとなくおとなりさんに話し掛けることもなかった。
話すつもりもなかった。


夕食まで時間があったので、売店で買った雑誌を読んだりゴロゴロしたりして時間をつぶした。

その間も長男のことが気になりまくりタラー


さて、待ちに待った夕食。
妊婦食ってこんな感じだったな~。
ごはんが多い‼やっぱりふりかけを用意しとくべきだったハートブレイク



夕食が終わると先生に
『エコーしましょう』と言われ、分娩室のエコーで見てもらった。
先生が3人ほどいて、みんなであーだこーだ言いながらエコーを見ている。

やっぱり心臓を中心にみていたけど、

・内反足
・指の重なり(オーバーラッピングフィンガー)
・腹水が少し溜まっている

こんなこともわかった。

というより、わかってしまった。見つかってしまった。
という思いだった。

その後、もう少し心臓を詳しく見てみましょうと、違う部屋のエコーをしてもらった。


心臓以外にもたくさんの異常がありそうだけれど、先生たちは本当に心臓ばかりを熱心にみていた。

色々言っていたけど、
・心臓が通常よりとても大きいこと
・通常と構造が違うこと
大雑把にしかわからなかった。

一時間以上かけてエコーしてもらった。

わたしの中ではもう18トリソミーだった。
もう羊水検査なんか受けなくてもいいじゃないか。

先生たちも分かっていたと思う。

エコーが終わった後、先生に気持ちを伝えると

『確定ではないのでね。』

『そうですか…。』

としか言えず、部屋に戻った。


すぐにエコーで分かったことを旦那に報告。
一人で泣いた。
もうどうしようもないような気持ちだったけど、長男のことも気になって仕方ない。
初めての離ればなれの夜。
眠れるかな…。
入院中は、二人ともわたしの実家で過ごす。

様子を聞くと、意外と平気そうニヤニヤ
嬉しいような淋しいような…


安心したので、わたしも寝よう。
今日は1日疲れたな。