帰り道

あとはこれに乗るだけ

窓の景色は来た時よりも暗く

辺りを照らす街灯が点々と

夜空を照らす星屑が点々と


この揺れが このリズムが

僕を眠りに誘うんだ

いつかの過去

隣で眠るあなたの姿

僕の手をしっかり握って

夢の中


いつかの過去

君と向かう遊園地

楽しそうな君の笑顔


いつかの過去

二人でホームに座り

さよならを言う

電車に乗り込み

君の顔は見れなかった

違う道を選らんだのだから


気が付けば そこは終点

降りてく人たち

もう少しこれに乗っていれば

また動きだすだろ?

戻ってくれるだろ?

あの日に  いつかの過去に

動き出す電車

もう少しだけ

あの頃に戻りたくて

また眠る

もう戻れないあの頃に

いくら考えたって

答えなんかでなくて

でも  たぶん答えは出ているんだと思うんだ

もう一度

問題文から読み直そう

きっと

どこかに答えが書いてある

見過ごしてるだけだ

考えすぎてるだけだ

ただ

答えを知ったからって

それが正解かどうかなんて

問題じゃない



結果なんて見えてるんだ

最後なんて見えてるんだ

ただ

目をそらしてるだけ

弱い自分に勝てないだけ

そうやってまた  考えるのを

やめるんだ

それが一番楽だから
繋いだ手と手

君の隣は僕の特等席

僕の隣は君の指定席


掴めなかった

最後の気持ち

届かなかった

あなたへの想い


繋いだ手の感触

小さな手

小さな体

君の隣


思い出す

君の香

さよなら

もう会えない

さよなら

これで最後

さよなら

ありがとう



笑って  泣いて  また笑って

過ごした短い日々が

終わりを告げる

楽しかったあの思い出が

あの頃よりも少しだけ

あなただけが鮮明に

ぼやけて見える自分の姿


さよなら

哀しいけど

さよなら

もう泣かないよ

さよなら

後悔してる

さよなら

もう行くね

さよなら

ありがとう




消えてく後ろ姿

思い出も持って行ってよ

雪が降らないこの街には何が降ってくるの?

星が見えないこの夜空には何が見えるの?

明日がわからない僕たちは何を目指すの?

私は何で生まれてきたの?

何をすればいいの?

どうすれば?


時の流れに身を任せて


じきに全部わかるから


全てを知る必要なんてないんだ

わからないことは

想像すればいい

雪のかわりに 星が降るの

だから星が見えないの

星がない夜空は月だけでいいの

明日なんてみんな分からない

自分で好きなようにすればいいの

自分でつくればいい

この世界も あの世界も 

君は何でもつくれるはずさ