過日大阪・三国にあります
学校法人ミクニ学園 大阪文化服装学院さまの
2年生のスタイリスト科の皆さまへの特別講義に講師としてお呼びいただき、窪堀先生と一緒に和装や着物についての講義をさせていただきました。

窪堀先生が繋いでくださったご縁で吉澤暁子きもの着付け教室へご依頼いただけることなり今年で2年目の講座となりました。




メイン講師として窪堀先生に登壇してもらい、私はアシスタントで同行させてもらってお手伝いをするのですが、教育の現場に入らせてもらって学生さん方の反応を直接目にすることは私にとって刺激と学びの多い現場で、先生方は学生さんたちに何を身につけもらいたい、どんなことを感じとってほしいと思って我々を呼んでくださっているのか、そして学生さん方は何に興味をもってくれるのか、特にファッションを志す若い感性を持つ彼、彼女らに着物というものがどのように目に映っているのか。

私たちが果たすべき役割はどういうことなのか。

準備期間を含めて、そんなことをたくさん考えさせてもらえるよい機会を与えていただいています。

着物の種類や部位の名称
着用時期やTPOなどの座学も含めて

着付けに必要な物の説明や、着物の畳み方






最終的には30名のお生徒さん方に一斉に着付けをしていただき、長襦袢からしっかり着せて名古屋帯で一重太鼓までしてきただくところまで、90分を3コマ4時間半の長丁場で難しい話しもしましたが、窪堀先生が組み立ててくれた講義内容を皆さん真面目に熱心に、積極的に質問も投げかけてくださったりと、嬉しい時間を過ごさせていただきました。

未来のスタイリストの皆さんに、ファッションとしても、自分達のアイデンティティとしても着物を身近にある美しいものとして感性の中に取り入れて愛してもらえると嬉しいな。そんなことを感じた1日でした。




色々とご準備いただきご協力いただきました先生方も本当にありがとうございました。


吉澤暁子きもの着付け教室
大久保