昨日今日と月に一度の東京教室の対面レッスンへ
月の前半はオンラインですが、先月から東京教室での直接指導の対面レッスンも再開でき、年内最後に初級コースの最終回や、中級コースはオンラインで二重太鼓、成人式前最後の他装コース、成人式対策の単発の個人レッスンなど、2日間でビッシリ様々なお稽古をさせていただいてきました。
成人式は現場でチームを組む皆さんと最終調整を。吉澤先生にはオンラインでチェックしてもらいながら、現場では大久保がお稽古のお手伝いをさせていただきました。
初級コース最終回のお生徒さんは、6か月オンラインで頑張っていただき、最終回ではじめて直接お会いする事ができたのですが、ご自宅からお着物お召しになって頑張ってお稽古にいらしてくださり感激しました!
冬休みのお嬢様もご一緒いただき楽しいお稽古に。
単発レッスンの方は、YouTubeをずっとご覧になってくださっていた方が、自主練の成果を見せてくださったのですが、熱心にご覧になってくださっている成果を発揮してくださり、こちらもまた感激。
オンラインで二重太鼓のお稽古中、以前別のお教室で二重太鼓を習った経験がお有りで、"苦手だったことは覚えていますが、手順はすっかり忘れてしまって…"と
ふと目の前を見ると、皆さんにと思って滋賀からお土産に持参していた近江あられに「かんじんの太鼓を忘れ あられまつり」と書いてあるのをみて、1人でダジャレだな とニンマリ。
これは大津絵と言われる郷土民画で「雷公の太鼓釣り」といって、雷様が太鼓を落としてしまって慌てて吊り上げようとしている様子をあられのパッケージ用にパロディーとして描かれているものなのですが、雷公さんのように熟達した者でも、時には失敗する事がある という教訓を表してあるそうです。
着付けもしかりで、100%、120%を目指してお稽古に臨んでくださいますが、毎回毎回完璧というわけにいかないのが常。
失敗の中から多くを学びながらお稽古は続けていく事に意味があると思います。
今日で、2021年の全てのお稽古納めをさせていただきました。
コロナ禍で思うようにレッスンを開催する事ができず、ご希望通りにご受講いただけなかった方、長々とお待たせしてしまった方など、ご迷惑をおかけする事もしばしばでしたが、皆さん根気よくお稽古を続けてくださったのが、本当に有り難く嬉しいことでございました。
来たる2022年、講師一同も皆様とともに、そして皆様に負けず、さらにお稽古を積み、より一層精進しまして更に良いお稽古ができるように励んでまいりたいと思います。
年明け早々より、また楽しいお知らせも沢山ご用意しております。
来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
吉澤暁子きもの着付け教室
講師一同
mail : kitsuke@e-embellir.com