9月22日(日)に名古屋で開催されました
『吉澤暁子きもの着付け教室』主催
〈第1回 研修会〉のレポート第2弾です☆

前半の勉強会は大阪で着付け教室、出張着付け、車イス着付けなど着物や着付けに関するお仕事に携わられている〈心華ここはな〉の常盤尚子先生をゲストにお迎えして、開業のきっかけから現在の活動など多岐にわたるお話しを伺ったり、吉澤暁子先生と対談をしていただきました。 

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午後からは場所を移して、名古屋で黒紋付染をされている《武田染工》さんで工房見学と墨流し染体験をさせていただいてきました。

まずは工房の中を見学させていただき、名古屋の黒紋付染についてお話しをうかがいました。

『染め』と一口に言っても、色々な染色の方法があり、その違いや特徴、個性についてお勉強させていただきました。

職人さんに直接お話しが聞ける貴重な機会に、参加者の皆さんの口からは「へー」「わぁ!」「ほぉ!」と感嘆の音しか出てきません。



お話しの後は墨流し染体験タイムです♪

今回はみんなで手ぬぐいを染めさせていただきました!

各々好きな色の顔料を選んで、チョンチョンチョン




次に、たこ焼きをひっくり返す千枚通しみたいなもので、スーッと線を描くようにしていくと、顔料が波紋に沿ってゆっくり動いて模様になります。






こうしてできた模様の上に、真っ白な手ぬぐいをそっと被せて写しとります。




手品みたいに、フワァっと一気に布に模様が移る瞬間にみんなのカメラのシャッター音がカシャカシャカシャカシャ!!

お花の様な模様を作るにはコツがあって、武田さんがチョンチョンサラサラっとお手伝いくださると、パッと花が咲いてくれるのです♪

とても簡易にできるようにご準備くださっているのに、なかなか自分達の思ったようにはならないものです。

当たり前の事ですが、職人さん達が普段もっと複雑で繊細なモノづくりをされていることが、どれだけのご苦労かと思いを巡らせるばかりでした。




最後は みんな揃って記念撮影です。
皆さんの笑顔が、体験の感想です☆



工房がお休みの日にわざわざご準備いただき、私たちを快く迎え入れてくださった武田さん。
本当にありがとうございました。

10月4.5.6日開催
〈きものサローネin日本橋〉では、武田染工さんの《半衿の墨流し染ワークショップ》が体験できるそうですよ!

『吉澤暁子きもの着付け教室』も同じフロアで体験講座を開催します。

武田さんとまたサローネでお会いできるのも楽しみです☆
皆さまも是非!


吉澤暁子きもの着付け教室
認定講師 : 大久保 縁




▼きものサローネin日本橋

▼吉澤暁子きもの着付け教室 講座情報

≪なをし屋 栗田裕史氏による 着物お手入れ講座&衿汚れ落としワークショップ≫

《着付け 体験講座》

▼武田染工さん

▼吉澤暁子きもの着付け教室