0015 グッド・バイ。
グッド・バイ。もうずっと何年間も連れ添った二人の関係が終わりを迎えたらしい。「もう好きじゃなくなった」あのときの私はどれだけ自分勝手だっただろうと、現実を突きつけられている ようで罪悪感で押し潰されそうになっている。でもやはり恋愛は二人でするものだから、どちらか一方が「もう終わりだ」と思ってしまったらその時点でもう「終わり」なんだと思う。彼女の話を聞いて、一年前の自分を見ているような気持ちになっている。「俺は変われない」私の部屋で絶望したあの人が放った一言は凄まじい破壊力を兼ね備えていて、私も「夢であったらいいのに」と彼女のように涙を流していたっけ。まあ私はそのあとに「前の関係に戻りたい」と何度となくアタックされて関係を戻したのだけれど。その後に放った私の言葉は、どれだけあの人を傷付けたのかな。と思うと本当に、かける言葉が見当たらない。私はあのとき誰になんて言ってもらったんだっけ。何を言っても無責任になってしまいそうで、とりあえずカリ≠ガリのグッド・バイ。を聴いて、iPhoneと睨めっこを継続している。