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昨日、全日本選手権が終わったあとに、今季の各大会の派遣選手達が発表されました。
世界選手権(昨日の記事でもお知らせしました、)上海 3月23日~29日
男子・・・羽生結弦選手、 小塚祟彦選手、 無良祟人選手
女子・・・宮原知子選手、 本郷理華選手、 村上佳菜子選手
ペア・・・髙橋成美&木原龍一組
アイスダンス・・・キャシー・リード&クリス・リード組(保留)
四大陸選手権 ソウル 2月9日~15日
男子・・・・宇野昌麿選手、 無良祟人選手、 村上大介選手
女子・・・・宮原知子選手、 本郷理華選手、 永井優香選手
ペア・・・髙橋成美&木原龍一組
アイスダンス・・・キャシー・リード&クリス・リード組
平井絵巳&マリオン・デラスンシオン組
世界ジュニア選手権
男子・・・・宇野昌麿選手、 山本草太選手、 佐藤洸彬選手
女子・・・・樋口新葉選手、 永井優香選手、 坂本花織選手
ペア・・・古賀亜美選手&フランシス・ブドローオデ組
アイスダンスは、SDのミニマムスコアをクリアしていないそうです。
四大陸の結果で、リード組か、平井&デラスンシオン組がクリアすれば、世界選手権に出場できます。
出場する選手のみなさん、 練習では怪我に気をつけて、調整がうまくいきますように!
昨日の全日本は、町田樹君の引退発表で激震が走りましたね。
関連記事です。
「誇りを胸に堂々と競技人生に終止符を」 町田樹、現役引退コメント全文
12月28日 スポーツナビ
フィギュアスケート男子の町田樹(関西大)が28日、全日本選手権(長野・ビッグハット)での世界選手権代表発表の場で、今大会をもって現役を退くことを発表し、世界選手権の代表を辞退した。今後は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に進学し、スポーツマネジメントの研究者を目指す。
引退発表直後に取材に応じた町田は、自分の思いをつづった紙を持参し読み上げた後、報道陣の質問に答えた。
以下、町田のあいさつ全文および一問一答。
「本当に晴れやかな気持ち」で引退を決断
皆さま、このたび私はこの全日本選手権大会をもちまして、現役の選手を引退することを決断しました。近年ではスポーツ選手のセカンドキャリア問題が社会問題になるに至っており、JOC(日本オリンピック委員会)も問題解決に向け、アスリートセカンド(キャリア)サポート事業に取り組んでいるほどです。私も自分自身の選手引退後のキャリアデザインに苦労した1人です。しかしながら周囲の方々のご指導のもと、自分自身でセカンドキャリアへの一歩を踏み出せるよう、競技を続けるかたわらで、文武両道のために準備をしてまいりました。
実は今シーズン序盤、スケートアメリカに出場するためにシカゴへ出発する直前に、私は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程2年制の一般入試を受験いたしました。その合格が発表されたのはスケートアメリカのショートプログラムが行われる日のことで、文字通り万感の思いで演技をいたしました。その後もシーズンを通して、私は文武両道を志し、今シーズンのプログラムである『ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲』と『第九交響曲』の作品としての完成を目指して、周囲の方々の心強いご指導のもと、初志貫徹で精進してまいりました。そして今大会での自分の演技を終えた結果、私は自分の引退を本当に晴れやかな気持ちで本日12月28日の朝、決断することができました。
ご指導いただいている大西勝敬コーチにも本日、その意志をお伝えしたところです。約21年間の競技人生でしたが、何も思い残すことなく、誇りを胸に堂々と競技人生に終止符を打てます。これもひとえに関西大学、国際スケート連盟及び日本スケート連盟、歴代コーチ、歴代振付師の先生方をはじめ、周囲の方々のご支援・ご指導、また家族の支えがあったからであり、さらには多くのファンの皆さまのお心温かい応援があったおかげです。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
そして2015年4月より、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程2年制に入学後は、博士課程進学を視野に入れ、将来的には研究者を目指し、いち大学院生として精進してまいりたいと強く思っております。フィギュアスケートを、スポーツマネジメントの領域で考察する研究者として、社会から真に必要とされる人材になるべく、真摯に新たな道に歩んでいく所存です。
なお機会を与えていただければのお話ではありますが、今後とも研究活動の一環として、アイスショー等での演技や創作活動を必要最小限の数の舞台において経験させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。皆さまには今後とも静かに見守ってくださいますなら幸いです。重ねて心よりお願い申し上げます。本当にありがとうございました。
「思い残すことはない」
――スケートとの両立は考えられなかったのか?
早稲田大学大学院入学後は研究者を目指して、学問の道に専心していく所存です。学問とスケートとの両立は、今シーズンまで僕は精いっぱい自分なりに両立してきたつもりですので、思い残すことはなく、学問の道に専心したいと思います。
――世界選手権までというのは考えなかったのか?
そうですね。早稲田大学大学院の入学式が4月の頭にありますし、学問の道に専心するために準備が必要ですので、もう今日から学問の道に専心したいと思い、このような決断をさせていただきました。
――引退を決断したきっかけは?
述べたとおりです。
――昨シーズンから意識していたのか?
どうですかね。それは自分の中だけで持っておきたいと思います
――フィギュアスケートをスポーツマネジメントの領域でというのは具体的に? 裏方や演出?
それも自分の研究活動にかかわりますし、この場にはなじまないので控えさせていただきます。本当にここで述べたことが僕の真実であり、すべての言葉ですので、以上をもって僕の言葉とさせていただきます。
急なことで、(もしかしたら、今季で引退ではないかと思っていましたが)心の準備ができてない分寂しさがありますが、町田君らしい潔い決断というか、前から進退については考えていたのでしょう。
アイスショーには、出るかもしれないようなので、また町田君の演技が見られるかもしれないことは嬉しいです。
新しい道で、大いに活躍してくれますように!
佳菜子ちゃんには、辛い結果になりましたが、ここを乗り越えて、世界選手権に向けて立て直してくれますように!
浅田真央が背負ってきたもの~パンクした村上佳菜子~
サンケイスポーツ 12月29日
【Women in Sports】
フィギュアスケートの全日本選手権が終わった。男子は羽生結弦が3連覇。誰が勝っても初優勝の女子は、宮原知子が逆転で頂点に立った。女子で唯一、五輪への出場経験がある村上佳菜子は、SP9位が響いて5位に沈んだ。
「真央ちゃん(浅田)やあっこちゃん(鈴木明子)がいなくて…。どこかで2人の背中を見てこうしてるからこうしようとやってきた。目標とする選手がいなかったのが、今までの全日本と違った」。追うべき背中がなかった。浅田は休養、鈴木さんは引退。追う立場だった村上は、今季から追われる立場に変わった。想像以上の重圧。「狂ったように練習してきた」とハードなトレーニングをすることでプレッシャーから逃れようとしたが、最終的には“パンク”。その世界の先頭に立って結果を残すことの難しさに、直面している。
今の村上に比べ、浅田への国民の期待は比べものにならないものだった。行く先々で「金メダルを取ってください」と声をかけられる。背中を押してくれていた応援が、いつからか重圧へと変わっていく。何をやっても成功してきたノンプレッシャーの中学時代とは違う。勝って当たり前と思われる中で成績を残すのは、想像を超える困難が伴うのである。
「自分もジュニアのころはそう(イケイケ)だった。今の自分には勢いがない。下から追い上げられるのはすごく辛い」。試合後の村上は思わずため息。今年の女子の全日本は、1、2位が高校生。3位に至っては中学2年の13歳である。もちろん村上自身がジュニア時代、同じように浅田らに急速な勢いで迫っていた。それでも浅田は、それを振り切ってきた。男子で言えば五輪王者の羽生も同じ。全日本で負けるわけにはいかない。腹痛があろうとも、それが負ける理由にはならない。一流の選手とはそういうものである。
浅田が背負ってきたものの重さ。同じような局面に立っている村上が、ここを乗り越えられるかどうか。壁を越えた先に、本物の強さが待っている。(角かずみ)
真央さんが背負ってきたものは、凄いことです。
みんなの期待、 マスコミの過熱報道は重圧になり、成績が下がると叩かれ、 スケ連からは大事な試合の調整の邪魔もされて、かの国の執着にもあい、辛すぎる体験でした。
本当によくここまで現役を続けてくれました。 それだけで感謝でいっぱいです。
佳菜子ちゃんもマスコミからエースとしてもてはやされましたが、今は新世代誕生と若手の方を持ち上げて、しんどい状況になりましたが、ここを乗り越えていけば、光が見えてきます。
世界選手権に向けて、いい調整ができますように・・・・
「アスリート波瀾万丈 崖ぷちからの大逆転SP」という番組で、ソチ五輪 SPで苦しい結果になった真央さんに大輔さんがメールを送ってくれたそうです。
大輔さん・・・「ショートのあとにメールはしました。 その、僕もあんまりその、入れない方がイイかなと思ったんですけど ま、入れても多分気にしないだろうと思って、僕は真央のスケート好きだよ、みたいなことは入れた気がします」
長年にわたり、男女各エースとして、共に辛い試合を戦い抜いた同士だからこそ、お互いの気持ちがわかりあえるのではないでしょうか・・・・
フリーでの真央さんの素晴らしい演技は、メダルだけではない、 真に感動する演技は、いつまでもみんなの心に残ることでしょう。
本当はメダルは取りたかったことでしょう。 そのための辛い練習でしたから、本当にスケ連がまともな組織だったら・・と思わずにはいられません。
マスコミの過剰な上げで、樋口新葉ちゃんも大変です。
スケ連、マスコミの過剰な上げ報道は、逆効果です。 まだ体型変化もしていませんし、どうなるか、育成途中の若手には、静かに見守ることの方が大事なことです。
今日のメダリストオンアイス には、町田君も出場します。
現役選手としては、これが最後の舞台ですね。
町田君、今まで本当に感動する素晴らしい町田君の世界を見させてくれて、ありがとう!
本当にお疲れさまでした!
最後の舞台、 私はテレビで見る事になりますが、しっかりと見届けます!
今日29日 18時~ フジテレビ 「オールジャパン・メダリスト・オン・アイス2014」