ぐりです
THE SECOND 2024 準決勝の第一試合は
ガクテンソク VS 金属バット
2本目のネタはどんなネタだろうとどちらも楽しみでした
まとめて書こうと思いましたが、いざガクテンソクの
ネタを観たら、あまり省略できる所が見当たらず・・・
内容が長くなりますが、お付き合いくださると嬉しいです
ガクテンソクは奥田さん(眼鏡、短髪で刈りあがっている)と
よじょうさん(センター分けロン毛パーマ)のコンビです
「どうも~ガクテンソクです。」
奥田「中学校からの幼馴染み、42歳でやってます。
片っぽオバさんみたいになって、何があるか分からない」
よじょう「(奥田さんを指さして)
ねぇ、オバさんみたいになって」
奥田「あなたですよ!こんな刈りあがったオバさんは
夏木マリさんぐらいしか・・マリさん一択です。」
よじょう「ああそう」
ここで、まさか奥田さんの髪型の例えで、
夏木マリさんが出てくるとは
確かにマリさん短髪!文章だけだと伝わりにくいと思いますが、意外性で面白かったです
奥田「僕が独身で彼(よじょう)が結婚してまして・・・」
(会場静まり返る)シーーーン
奥田「話題変えましょう!円安が止まりません!!」
よじょう「僕の奥さん、こう見えて読者モデルの卵やからな」
奥田「そればだたの読者やからな!本読んでる段階やからな」
よじょう「これはね、僕のプロポーズが
むっちゃよかったんですよ!」
(またしても会場静まり返る)シーーーーーン
奥田「インボイス制度が始まったという事でね、
どうですか?個人事業主の皆さん」
よじょうさんの結婚の話題で上手いこと?会場が静まり返り、
2回話題を変えようとする奥田さん
その対応に会場も笑っていました
奥田さんは酔っぱらうと政治やニュースの話を長々とするらしいので、こういうところで、時事ネタも入れたのかな。
と思ってしまいました
よじょう「オリジナルソング歌いました!」
奥田「あら、キモイ!沖縄風に言うとキモんちゅだ」
よじょう「ほんまによかった」
奥田「じゃあ再現してみてください」
よじょう「弾き語りや」
奥田「当たり前や!誰が伴奏つけんねん」
よじょう(楽器を抱える動作だが、ギターにしては
小さいサイズの構えだなと思っていると・・)
奥田「珍しい!ウクレレですか?」
よじょう「お前と出会って~」
奥田「語りから始まるんや!」
よじょう「もしもこの先、世界中がお前の敵に回っても
俺だけはお前の味方や!」
奥田「何が世界中が敵に回ってもって、、
奥さんプーチンか!!どういう状況?」
よじょう「歌います! 夕暮れに 君に伝える 思いかな」
奥田「俳句なんや、ほんで~!
プロポーズ、ウクレレ持って俳句詠まれたんですか!」
プーチンのところは、秀逸だな~と
確かに、世界中が敵に回る状況って一般では早々考えられない状況ですもんね。
そして、どんなオリジナルソングかと思えば、俳句という手が
あったか~と一本取られた感じがしました
よじょう「結婚もしてるし、副業頑張ろうかなと思って」
奥田「えー、本業頑張らないんだ。
モチベーション下がるんですけど」
よじょう「会社起こすねん、絶対もうかる仕組み。
アイディアが上がってきたんや。」
奥田「アイディアは降りてくんねん。
上がってくるのは吐き気とかや。」
よじょう「聞いて。まず親ネズミの俺が、」
奥田「(よじょうさんの言葉を遮るように、慌てて)
ダメでしたー!ダメでしたー!すいませんでした。」
よじょう「聞いてくれ、聞いてくれ。
まず親ネズミの俺が100円で物を仕入れて、
子ネズミに100円で売って、子ネズミが孫ネズミに
100円で売って、孫ネズミがひ孫ネズミに100円で
売って、発生した利益が俺に。」
奥田「発生してなかった利益!ネズミの前を100円の商品が
流れていっただけです。親子4代に渡り。
何してんこれ!」
よじょう「人を信じる者って書いて、儲かるやん」
奥田「漢字はそうかもしれんけど夢みたいな話なんよ」
よじょう「人の夢で、儚い」
奥田「そやけどあなたのためを思って言ってんの」
よじょう「人の為で、偽り」
奥田「なんで勝たれへんねん、強(つよ)~!」
よじょう「漢字は全部意味あるからね」
奥田「全部意味ある?波に女で、婆(ばばあ)。
どういう意味やねん!」
よじょう「波のようなシワがある女性という意味やろう」
奥田「強いなこいつ」
よじょう「それを元手に」
奥田「元手ないよ。素手や!」
よじょう「それでな、ラスベガスに行こうかなと思ってんねん」
奥田「何しに行くねん?ラスベガスに」
よじょう「漫才や!」
奥田「そこはやんねや、国内で頑張ろうよ~」
よじょう「絶対に行けるはずやねん」
奥田「何でそんなことを言いきれるの?」
よじょう「自信のない根拠があるからや」
奥田「根拠のない自信があれ」
よじょう「手相むちゃくちゃ良いから」
奥田「自信ない、自信ない!」
よじょう「(自分の手のひらを観客に見せながら)
この手相、豊臣秀吉と一緒やねん、
100人中5人しかいません」
奥田「ちょっとおるやんか、秀吉まぁまぁおるやんか。
約分せぇよ、腹立つな、分母大きくして凄く見せるなよ。
20人に1人やろ。タウリン1000mg配合か、お前は。
約分したら1gや。」
確かに、数字の綾に引っ掛かりがちはあるあるです
その指摘が面白かったです
よじょう「お前な、今年でちょうど節目の19年目やんか」
奥田「どこがちょうどやねん、19。 素数やぞ!」
素数久々に聞いた単語でしたが、それがまた面白い
よじょう「俺はこのまま腐って終わりたくない。
人に敷かれたレールはまっぴらや。」
奥田「何で42歳でレールに乗ってたんや、まず!脱線せぇよ」
よじょう「誰も本当の俺を分かってくれなかった」
奥田「尾崎みたいなこと言うなよ、恥ずかしいから」
よじょう「俺、尾崎の生まれ変わりやねん」
奥田「テキトーなこと言うなよ。
お前が生まれた時まだ向こう生きとったからな。
なんやその謎の尾崎2人時代!!」
よじょう「とにかくここは、俺の居場所じゃない!」
奥田「どっか行けば?盗んだバイクで42の夜。。
犯罪やからな!」
よじょう「じゃあそのバイク乗ってラスベガス行こ!」
奥田「行くわけないやろ」
どうもありがとうございました~。
尾崎豊は懐メロ特集とかでやっているからか、
今でも広い世代に通じる話題なんですね
謎の尾崎2人時代が笑えました
見届け人の有田さんもガクテンソクのネタを観て、
若手のお手本となる漫才だと言うだけあって、
最初から最後までどの単語に至るまでしっかりと意味があって
練られていて、もっと省略して書こうと思っていたのですが、
どこも削れない!
と思い、ほぼ6分ネタを皆様にお伝えしました
(これだと決勝ブログを書くまでにまた時間を要しますが、
気長に付き合って下さると幸いです)
前々からガクテンソクの漫才は王道で面白いな
と思っていましたが、大きなショーレースで勝ち切れずというか
発揮できておらず残念だなと思ったこともありました。
それが今回はひと味違って、時が経つにつれて
より洗練された漫才を見せてくれたなと感慨深いです
やっぱりお笑いは良いなと思いますね
昨日も今日もM-1を見返したり、
ネタパレ、日曜チャップリンを観たりと楽しんでいます
本日もブログを読んでくださりありがとうございます