高橋大輔の「ロビンソンクルーソーを探して」はロビンソンクルーソー漂流記のモデルとなったアレクサンダー・セルカークの痕跡を求めて
チリ沖合の島へ赴き、彼の住居の跡を発見する話である。
アレクサンダー・セルカークが孤島で過ごしたのは4年と4ヶ月。
その本を読み、検索をかけているうちに、日本でも島に漂流して年月を過ごした事実があることを知る。
江戸時代に外洋航海の能力のない和船は海難事故を多数起こした。
そうして難破して漂流をした船が鳥島へと流れつき、生き残った人が、島にて生活を送り、同じように流れ着いた人たちと、流木材をもちいてつぎはぎの船を多年かけて建造をし、八丈島へとたどりつき
本土へと帰還をしている。
吉村昭の「漂流」はその記録をもとに描いた小説。
長平という人物が漂流してから帰還するまでの年月は13年。
youtubeでみる鳥島の映像は、ほとんど何もないような荒れた島だが、アホウドリの産卵地でもあった。アホウドリを食用とし、それが渡り鳥であることに気がつき干し肉として食料を確保したことで生き延びることに成功をする。
状況を受け入れ、それに向き合うことで、運命を打開したひとがいる。
何か、圧倒的な事実である。
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