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伝わり始めた南果歩の気持ち
家事と仕事でバタバタしてしまう堀北真希が、初めて母・南果歩の立場にたってその寂しさを実感する。
南果歩の気持ちを推し量る堀北真希
◎あらすじ（ネタバレあり）
母・芳子（南果歩）の家出と祖母・正枝（倍賞美津子）のギックリ腰のため、一人で仕事と家事をすることになった梅子（堀北真希）。
仕事の後に必死で夕食の準備をしたりするが、その大変さを父・建造（高橋克実）と夫・信郎（松坂桃李）にわかってもらえず、思わず虚しさと怒りが込み上げる。
後日、梅子は姉の松子（ミムラ）とその話をする中で「芳子の寂しさ」をうっすらと掴みかける。
芳子も「家出したものの、自分自身がどうしていいのかわからない」という状態になっていた。
建造は一人で芳子のいない寂しさを噛み締める。
また、松子は姑・昌子（根岸季衣）の度重なる過干渉に、我慢の限界が近づいていたのだった。
◎みどころ
伝わり始めた南果歩の気持ち
◯おもしろポイント
伝わり始めた南果歩の気持ち
仕事に加えて、家事を本格的に始めて南果歩の大変さがわかった堀北真希。「南果歩にはゆっくりしてほしいな」と考える。
高橋克実は、出ていった南果歩が家出の直前に話していた「俳句」のチラシから「ご夫婦で参加しませんか」という文言を見つけ、南果歩の真意を知り、寂しげに妻を待つ。
堀北真希、高橋克実のそれぞれが南果歩の気持ちを推し量る
でも、２人とも南果歩の本心にはまだ気づいていない。南果歩自身も気づいていない部分がある。
まだまだ手探り状態だけど、南果歩への気持ちをそれぞれが再確認し始める。
今思う気持ちこそが、今まで頑張ってきた南果歩が一番欲している気持ちだから、ちゃんと表現してあげてほしいな。
◯ツッコミポイント
暴君、高橋克実への子の評価
上げ膳据え膳の高橋克実（建造）は、堀北真希（梅子）の料理へ文句を言う。
「天ぷらなんか出来合い品じゃないか」と文句を言った翌日に近所の食堂の出前を取る。
そしてお腹が減ったら「おい、飯はまだか！梅子（堀北真希）！梅子！！聞こえないのか！おーい！腹が減った！飯だ！」と階下で叫ぶ。
そんな高橋克実に子供たちの下した評価が辛辣だった。
ミムラが「高橋克実は、愛情がないわけじゃないんだけど、愛情表現をしない人だから」と言ったのを理由に。
小出恵介が「それなら３０年連れ添った母さん（南果歩）もそろそろ忍耐の限界だな」と言ったのを皮切りにミムラは「私なら３年と保たない」と首を横に振り、堀北真希に至っては「そもそも結婚しないと思う」とサラリと答える。
小出恵介の「いい加減頭にくる頃かもしれないな」が「評価」の始まりでした。
ミムラの「あ～無理無理～」感が炸裂してます
「そもそも相手にしない」というズバッと感が「梅ちゃん」堀北真希です。
階下で叫ぶ高橋克実だが、「腹が減った」ならまず自分で用意しよう！笑
◯雑感とまとめ
少しずつ、南果歩の陰ながらの苦労を痛感し始めた堀北真希たち「梅ちゃん一家」。
でも、南果歩の「家に居たいんだけど居場所がない」という本当の気持ちはまだ知らない。
そこに辿り着けるのか。今週はあと２回。どうやって辿り着かせるのか。今週の終着点が楽しみ！
そして「梅ちゃん」こと堀北真希の確定申告は間に合うのか？
ロシアおばあちゃんこと草村礼子をどう絡ませるのか。あと２回！