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私、「ここにいる」
何としても仕事をしたい松坂桃李に対して「自分にできることは何か」を考えた堀北真希の答えは「ここにいる」ことだった。

「ここにいる」ことが自分のできることだと気づく堀北真希
◎あらすじ(ネタバレあり)
寝ている梅子(堀北真希)の部屋に忍び込み、取られた工具を取り返そうとする信郎(松坂桃李)だったが、すんでのとこで失敗する。
「俺は自分にしか出来ない作業をしたいんだ」という信郎に「周囲の人が死んだり倒れたりするのはもう見たくない」という梅子。
たまたま居合わせた叔父・陽造(鶴見辰吾)のアドバイスで「梅子は信郎のために何かできることがあるだろう」と言われ、作業を続ける信郎のそばで医師として立ち会うことにする。
何とか作業を終えることが出来た信郎は梅子に感謝し、昔壊した梅子のおもちゃを思い出し、直そうとする。また、熱海旅行に行っていた信郎の父・幸吉(片岡鶴太郎)も帰ってきて、信郎の仕事を褒める。
そんな信郎たちの姿に、坂田(世良公則)を喪って以来、梅子は久しぶりに笑顔を見せるのだった。
◎みどころ
私、「ここにいる」
◯おもしろポイント
私、「ここにいる」
何とか作業を終えたい松坂桃李の気持ちを理解はしたものの、体調が心配な堀北真希。
その場に居合わせた鶴見辰吾の「人は死ぬときに後悔するのは、何かをやらかしたことよりも、何かをしないなかったことらしい」という言葉に後押しされて、松坂桃李の作業工具を返す。
また、「堀北真希には何か出来ることがあるのじゃないか?」とも言われて、「仕事をする松坂桃李のそばにいることが、自分の出来ることだ」と気づき、医療用具一式を持って松坂桃李の隣に座る。
亡くなった世良公則(坂田)が言った「医者はただそこにいればいい」という言葉を受けて、堀北真希は「ここにいること」を選択する。

自分ができることが「ここにいること」と気づいた堀北真希
◯ツッコミポイント
熱海なのに「ハロ~」
商店街の福引で当選した「熱海旅行」に行っていた、松坂桃李の両親である片岡鶴太郎(幸吉)と和子(大島茜子)が帰ってきた。(そのため松坂桃李が仕事で無理をすることになるのだが)
近所に帰るなり笑顔で手を振る片岡鶴太郎たち。
「ハロ~」とか言いながら、アロハシャツ(風のもの)を着て。
行き先熱海でしょ?

アロハシャツ(風のもの)にも腹巻きを合わせている片岡鶴太郎
◯雑感とまとめ
部屋に忍び混んだのが松坂桃李だったのは、予定調和だとしても、1週間を通して「ここにいること」という副題がぴったりの非常に印象に残る週だった。
坂田(世良公則)の死を通して医師として「ここにいること」の意味を見出した堀北真希。
次週は松坂桃李との恋愛メインっぽい週なので「医師として」でなく「人として」お互いが近くにいることの意味を魅せて欲しいな。