木曜22時~
フジテレビ系
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◎あらすじ(ネタバレあり)
シャンソンズの命運を賭けた合唱コンクールの曲目が「オリジナル曲」に決まった。
作曲者は一希(玉山鉄二)。
澪(天海祐希)とシャンソンズは練習に勤しむ事となった。
しかし、そんな中、一希の勤める会社が倒産し、まひる(大島優子)の就活先の会社は倒産し、シングルマザー・南(福原美穂)は職場をクビになり、みぞれ(大島茜子)は夫の仕事が減り、練習に来れなくなってしまう。
練習どころじゃないシャンソンズ。
また、合唱コンクールも迫っており、窮地に立たされてしまった。
しかも、一希には生き別れの重病の妹がいて、一希は妹に毎月送金していたのだった。
工場の閉鎖で金策に走り、ますます作曲の余裕がなくなる一希。
そんな状況に焦る澪だったが、ふと音楽堂の前を通りがかった時に昔の記憶を思い出す。
幼かった澪は母親に喜んでもらいたくて一生懸命歌を歌っていた。澪の母は澪の一番の観客だったのだ。
一希の事情と自分の過去を重ねあわせた澪は、一希に自分の過去を話す。
「一希にとっては妹が一番の観客だったように、自分にも母が一番の観客だった。一希の曲がどんなものでも、一希の作った曲を歌うから待ってる」と告げる。
一希を信じて待つ澪とシャンソンズ。
待ち焦がれたところに一希が曲を仕上げてやってきた。
合唱コンクールで一希の曲を歌い上げたシャンソンズ。
しかし、シャンソンズを潰そうとする市長・伊坂(岸部一徳)の策でシャンソンズは失格とされてしまう。
◎みどころ
やっぱりよくわからない・・・
◯おもしろポイント
よくわからなかった・・・。
◯ツッコミポイント
オリジナル曲名が「DON`T STOP THE MUSIC」
オリジナル楽曲で勝負した天海祐希たち。
その曲名が「DON`T STOP THE MUSIC」。
本家グリーの第一話の伝説の曲が「DON`T STOP THE BELIEVIN`」
・・・ここでそのタイトル?
いや、グリー(GLEE)を意識してんのは分かるけど、ちょっとやり過ぎでは・・?
◯つまらなポイント
印象に残らない!
なぜか印象に残らない。
おそらく今回の見せ場は「自分の過去を振り返った天海祐希が玉山鉄二を激励するシーン」と「オリジナル曲でコンクールで勝負するシーン」。
なんで印象に残らないのか。
激励シーンに関しては、そのシーンにたどり着くまでの話がやっぱ詰め込みすぎ。
玉山鉄二が曲作りに悩むシーンだけでいいのに、工場の倒産や、前触れのない生き別れの病気の妹や、就活やリストラやどんどんネタを詰め込みまくる。
シャンソンズの窮地を際立たせたいのだろうけど、元々「解散寸前シャンソンズ」が窮地なのはわかってるのだから、新たな小ネタを入れずにストレートに1本勝負で十分伝わる。
というか、入れすぎると伝わらない。
「オリジナル曲シーン」は・・・言わずもがな、本家グリーと比べるとやっぱ見劣りしてしまうから。歌もダンスも「知名度のないキャストでいいから、とにかく最高のパフォーマンスで魅せる」本家グリー(GLEE)はサントラやキャストのCDが下手な歌手よりバンバン売れる。
「オリジナル曲で勝負する」って意識は素晴らしいけど、でもその曲がグリーの初回の伝説曲を意識して作ってしまったら、「結局どうしたいんだ?」って話になる。
そもそも「カエルの王女さま」を見てる層はどういう層なのか。
「天海祐希(や他のキャスト)が好き」「本家グリーが好きだから見てみたかった」って層がメインではないのか?
キャストで売るなら変な小ネタは入れずにネタを絞ってストレートに話しをぶつける方がいいし、
グリーが好きな層には天海祐希の歌全開と「グリーにはない+αのストーリー」(例えば街おこし)で勝負するしかない。
くどいが、「何でもかんでも詰め込みすぎ!」
もっと小ネタ減らしていいから、各キャラやシーンの見せ場をじっくり丁寧に魅せて欲しい。
素人の予想は外れて良かったが、やっぱ見せ場をじっくり見たい。
◯今日の劇中歌
見上げてごらん夜の星を
蘇生
DON`T STOP THE MUSIC(オリジナルらしい)