NHK総合
月~土 8:00~8:15 (再放送 月~土 12:45~13:00)
NHK BSプレミアム
月~土 7:30~7:45 (再放送①月~土 23:00~23:15、再放送②土 9:30~11:00)
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◎あらすじ(ネタバレあり)
時は進んで昭和25年。
世の中は戦後から少しずつ経済成長期へと移行を遂げていた。
食料やインフラ住宅建設が進み始めた世の中に、梅子(堀北真希)一家も「うちもプレハブ(のようなバラック家屋)から新築にしたいな~」という声が出る。
一方、梅子は医学部の最終学年(5年生)になっていた。
兄の竹夫(小出恵介)は貿易会社を営むようになっていた。
そんな中、梅子一家に加藤(大沢健)という男が出入りするようになった。
戦時中に姉・松子(ミムラ)の婚約者の智司(成宮寛貴)に世話になったといい、やたら梅子一家に出入りする様になる。
母・芳子(南果歩)や祖母・正枝(倍賞美津子)は「まさか松子に気があるのでは?」とざわめくが、加藤の目的は「家を立てないか?」というセールス。
加藤のセールストークを受けた父・建造(高橋克実)は自宅をしげしげと見つめるのだった。
◎みどころ
青春を終えた堀北真希
◯おもしろポイント
堀北真希、オトナの階段登っちゃいました。
昨日の放送で「どうにもならない現実があるが、自分には自分のできることをしよう」と少しオトナの階段を登った堀北真希。
学校では相変わらずドジなんだけど、やたらテンションが高くテンパッてるシーンが激減し、結構静かになり、落ち着いちゃって相当オトナになった。
馬鹿正直に「押す」ことだけじゃなくて「引く」事を知ったような成長ぶり。
いよいよ医者になってく過程が見れそうで楽しみだ。
昨日までのテンパリ堀北真希と今日からのオトナ堀北真希の演じ分けが巧く利いてて、
(でも、「超本格演技派」ではないのがまたいい)
「ああ、堀北真希ドラマやCMのオファー増えそうだな」としみじみ思わされてしまった。
◯ツッコミポイント
①セール慣れしていない堀北真希一家
「家は建てない」と言ってるのに大沢健のセールストークを聞いてしまう堀北真希一家。
セールスマンには「その気になったらこちらから連絡しますから」とか言って名刺だけ受け取り、「とにかく喋らせない」のが常套句。
もしも、次回も来たら「こっちから連絡すると言いましたよね?」とでも嫌味を言ってセールスマンのせいにして追い返せばいい。
なのに、馬鹿正直にセールスマンのペースに乗せられて話を聞いてしまう。
しかも揃いも揃って一家全員!
誰も「断る」ことに慣れてないのか?
どんだけお人好しなんだ?(ま、そのお人好しな感じが「朝ドラ」の良さなんだろう)
「電話セールスのバイト等だと、”話を聞いてもらえる”だけで給与が上がる」という実態を連想してしまった。
②空白の3年間!
今回、話しが一気に進んだ「梅ちゃん先生」。
堀北真希は気がつけば医学部最終学年だし、
小出恵介はモラトリアムの象徴である「自分探しの旅」から帰還したし、
宇野美彩子は妾から本妻に昇格した。
・・・その3年間にいったい何が?
特に自分探しをした小出恵介は何を経験してきたのか?
小出恵介の苦労話や頑張る姿といった「気になるところ」をあっさり切り捨て話をどんどん先に進めてしまったNHK。
なんと残酷な!笑
③大黒柱になりたい高橋克実
大沢健のセールストークで「この家族には高橋克実という大黒柱が存在するのに、高橋克実&堀北真希たちのプレハブ(のようなバラック家)にはそれがない。しっかりした大黒柱のある新築の家に高橋克実を中心に家族が集う姿が目に浮かぶ」と言われた高橋克実。
すっかり気分を良くしてしまった。
「ああ、高橋克実って亭主関白やりたいけど、南果歩や倍賞美津子やミムラや堀北真希が強いからその願望がかなわなかったのね」
と思わず思ってしまった。
やっぱり「俺をもっと尊重しろ!」と思ってたのね。「かまってちゃん」だ。
しかも、胡散臭いセールスマンの大沢健。
欠陥住宅じゃないことを祈る。
◯つまらなポイント
まあ、なし。
話が進んで解説の入った、いわゆる「つなぎ」の回だったから大きな事件等はなし。