「カエルの王女さま」第3話/〜天海祐希の一喝が板についてきた! | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

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連続ドラマの感想やあらすじ(放送回までのネタバレ含む)などについてを主に書いてます。
目標とコンセプトは「面白いドラマをより多くの人に見てもらいたい」です。
朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。

木曜22時~
フジテレビ系


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◎あらすじ(ネタバレあり)
地元の「桜まつり」でステージを行ったことで、地方ローカル局の取材の話が舞い込んだシャンソンズ。
浮かれる澪(天海祐希)とシャンソンズのメンバーたち。
テレビ出演の演目に澪が選んだのは「ロック」。
しかし、練習を続ける中で澪はある課題に直面する。
それは「シャンソンズにはパワーが足りない!」ということだった。
悩む澪の前に忍(千葉雄大)が職場の先輩で昔ビジュアルロック系のボーカル一希(玉山鉄二)を紹介した。
一希をシャンソンズに誘う澪だが、断られてしまう。
一希が頑なに歌を拒む姿を見て一希の過去を探る澪。
澪が見つけたのは、東京でのオーディション番組で直前に緊張のあまり逃げ出したという過去だった。

シャンソンズのメンバーの前で一希を呼び出し、一希の過去を暴いた澪。
激高した一希に
「ステージが怖い気持ちはわかる。でも、逃げ出したあなたは未だに人生から逃げている。あなたはそのくすぶりがまだ残っている。私達もまだくすぶりがある。無様かもしれないが自分たちのロックをあきらめきれない!」
と訴える澪。
後日、澪と再開した一希は歌への新たなスタートを決めたのだった。

また、澪とシャンソンズを目の敵にする市長・井坂(岸辺一徳)が澪の周囲を探り始めた!


◎みどころ

歌とシチュエーションがマッチしてきた!

◯おもしろポイント

①歌とシチュエーションがマッチしてきた。
本家グリー(glee)に似てきたのか歌とその状況がマッチしてきた。
歌も1曲まるまる歌わせるシーンと、少しだけ歌わせるシーンの使い分けも出てきて、みどころが出てきた。
「完コピ」と言ってしまえばそれでオシマイだけど。

②天海祐希の熱弁一喝シーンが板についてきた!
初回見たときは「ああ、天海祐希ってこういう一喝シーンやるよね~」くらいに思っていた。
しかし、話数を重ねるごとになぜかその一喝がしっくりきてしまう。
見慣れたのか、演出がうまくなったのか、脚本が良くなったのか。

しかし、このドラマは「最初は馴染めないけど、見ればだんだん面白くなる」ドラマの類だと思われる。


◯ツッコミポイント

①夢に敗れたものより、挑戦しなかったものはそ以下だ!
王道のセリフだ。就活のキャッチコピーなんかでよく使われる。
確かに挑戦しない者は、失敗したものを笑うことは出来ない。
しかし、夢を叶えた者が、失敗した者や、諦めた者より苦しいことは往々にしてあるのだ。
なまじ「夢」だっただけに切り替えも出来ずやり直すにも時間がかかってしまう。
一番つらいのは「中途半に勝ち上がって夢を叶えた者」かもしれない。
勝ち続けることなど10万人に1人程度でしか出来ないのだから。


②天海祐希の状況と玉山鉄二の状況は実は無関係!
パッションや感覚で繋がっているのだろうが、実は玉山鉄二がロックを諦めて今でも歌にコンプレックスを持っていることと天海祐希たちがロックをやろうとしていることに実はあんまり関連性がない。
だって、天海祐希がテレビ取材の題目に「ロック」を選んだだけなのだから。
天海祐希たちは別にロックに挫折したわけではない。(天海祐希自身はアメリカでミュージカルに挫折してるが)


◯つまらなポイント
大島優子が大根役者すぎる。ドラマは盛り上がってるのに、大島優子が出てくるだけでテンションが下がってしまう。「AKBで一番の表現力」とのことらしいが、大島優子が本当に一番なら大丈夫なのか、AKB。
AKBの今後が心底心配になってしまう。


◯今日の劇中歌
「TRAIN TRAIN」
「フレンズ」
「終わらない歌」