日本テレビ系
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◎あらすじ(ネタバレあり)
女性恐怖症、高所恐怖症、幽霊恐怖症、のダメダメ刑事・義太郎(相葉雅紀)。
自分は刑事に向いていないと辞職願を出すも、「一家に1刑事」という家訓のために兄・ヒロシ(藤木直人)と妹・晴美(大政絢)に日々説得・妨害される日々。
そんな時にある女子大で学部長が殺害される事件が起こった。
その捜査の途中でその大学に住む嫌われネコ・ホームズと出会う。
捜査の最中に次々と死者が続出する。
捜査を続けていると、またしてもネコ・ホームズに出くわした。
すると、ホームズが突如擬人化(マツコ・デラックス)し、義太郎にアドバイスを伝えた。
不思議なホームズを家で飼うことにした義太郎。
ホームズのアドバイスのもと学部長殺しの犯人が、
大学の学生会の会長であり、殺害された教授の愛人・雪子(ベッキー)と判明する。
義太郎の説得のに応じて逮捕に応じる雪子。
ダメダメ刑事・義太郎と三毛猫ホームズの不思議なコンビ(?)が結成された。
◎みどころ
三毛猫がカワイイ!!!
◯おもしろポイント
①三毛猫「ホームズ」
三毛猫がカワイイ。ちょっとデブめの重鎮感たっぷりの三毛猫・ホームズ。
低めの「ニャー」という声や、図太く丸まる姿、デカめの尻をフリフリ歩く姿もカワイイ。
しかも、推理を語るときだけ擬人化(相葉雅紀だけにはそう見える)してマツコ・デラックスになる。

嫌われネコのはずなのに首輪はバーバリー

ネコと相葉雅紀の出会い。マツコまでは行かないがデカいネコ
②マツコ・デラックスが意外といい演技してる!
相葉雅紀の前に擬人化して現れたネコのホームズがマツコ・デラックス。
「デブ猫がマツコ・デラックス」って設定も面白いんだけど、
そのマツコ・デラックスが意外といい演技してる。
お人好し(って設定)の相葉雅紀に呆れた表情とか巧い。
◯ツッコミポイント
開始5分で犯人登場
推理ドラマのはずなのに、開始5分で早々と犯人(ベッキー)登場。
「どう考えてもベッキーが犯人だな」とか思う演出で。
84分(初回なので拡大版)ドラマなのに最初の5分で犯人登場させておいてあとは引っ張るだけ。
ミステリーとしてはお粗末すぎる展開。
ネコ(マツコ・デラックス)と相葉雅紀の掛け合いがメインのコメディー路線ミステリーなのかもしれないけど、それならミステリーにする必要なし。
◯つまらなポイント
そもそもなんでこのドラマ作ったのかさっぱり意味不明。
ジャニーズ枠なのは良いとしても、赤川次郎原作を引っ張りだしてミステリーにする意味があるのか?
ネコとマツコ・デラックスの意外に上手い演技と相葉雅紀(ジャニーズファンにとって)しか見所がない。
しかも、ドラマ的に完全に「見どころがネコとマツコ・デラックス」だった。
ネコ(とマツコ・デラックス)に負けた相葉雅紀・・・。
さらに、ドラマ終了直後にドラマとタイアップの相葉雅紀出演の生バラエティーで、
日テレのアナウンサーが「いいドラマでしたね~」とか言ってた。
決まり文句なのはわかるが、
テレビ局が「いいドラマです」って言っちゃダメだろ。(しかもそういうのに限って「いいドラマ」じゃない!)
判断するのはあくまでも視聴者だから。