コンパス・ローズ | 緑ヶ丘ビーズ荘

緑ヶ丘ビーズ荘

読書とビーズ。

アーシュラ・K・ル・グウィン。


SF、ファンタジーと、多彩なジャンルで活躍するグウィンが描き出す、

ジャンルにとらわれない豊饒な世界を集めた作品集!



…?

……??

………???



ゲド戦記、あんまり暗くて重いんで途中で読むのやめたっきりだな~。

短編にでも当たってみようかな~。

…と、軽い気持ちで手を出しました。

短編だけあって読むのは読んだんですが…


め、めちゃくちゃ意味わからんっちゃけど…

コレ、読む前にやっておく初級ドリルみたいなもんがあるの?

突発的に手を出すのはダメだった???


多彩なジャンルというだけあって、寓話というか神話というか、好みに近い話もあるにはある。

SFとしてストーリーが把握できる話もある。

が、わからないモノの圧倒的なわからなさの前には微力…。


というわけで今回は、特にわからなかった話3選です。





『ニュー・アトランティス』

辛うじて、管理社会であるらしいことは把握。以下不明。

…って感じ…。

どうやら隆起しつつあるらしいアトランティス側の住人の意識と、地上の夫婦が描かれてる模様。

アトランティス側の意識はなんなの?何描写?

なんぼ何でも、「だいたい絶望的な状況なんだな」とか「うっすら希望が感じられるな」とか、

ラストまで読んだらありそうなもんですが、自分自身に浮かぶはずの感想さえ全く不明。

えっ、私いま日本語読んでたよね?!と不安になるほどでした。




『シュレディンガーの猫』

気を取り直してとりかかった次の短編がコレ。

何かを試されているのか…?と思うほどこちらも詳細不明。

ごめん、詳細どころか一切が不明。

えっ、何?なんかアレ?こう…電波受信系とかなの?




『迷路』

そこそこストーリーを掴める話、なかなかにグッとくる話もあり油断した頃にコレ。

おそらくなんですが、語り手は言語ではなく舞踏でコミュニケーションをとる文化の方なんですよね?

あってる?

あとは全く不明。

 



ごめん、正直アトランティスでは「コレは…訳者の問題?」と思ってたんですが、

まったくの濡れ衣でしたね。

文章が硬いとか、ニュアンスが伝わりづらいとか、

そんな問題じゃねえわ!!!



『マルファ郡』なんか、ちょっと涙ぐんじゃうほど良かったんですけど…

初級ドリルとかあったら取り組んでから再チャレンジしますけど…

手掛かりなさ過ぎて、ご縁はこれっきりになりそうだな~~~…