「原動機付自転車」

通称、”原チャリ”

俺は、原チャリとは人類最大の発明ではないかと思っている。

原油高高騰が叫ばれて久しい昨今において、石油王も悔しがる低燃費。
大きなバイクには真似できない軽やかな操作性。
朝の通勤ラッシュでイラつくドライバーの車の横をスイスイと駆け抜ける優越感。

どれをとっても最高だ。アイ・ラブ・原チャリ、原チャリ・ラブズ・俺。



・・・のはずだった。そう、つい先日までは。




















最近朝晩寒くない?







専門学校に通うため、最寄駅まで原チャリで毎朝行くのだが、まぁ寒いったらないよ。しかもこれからもっと耐え難い寒さの季節になるというのに。
冬に生まれた冬彦ちゃんの俺でも今からゾッとするぜ。


そこで、最近は寒さ対策に余念がない。
学校では文字通り勉強に燃えているので、半袖くらいがちょうどいい。要は原チャリの時間だけ寒さをしのげたらいいのだ。

対策その①:「風を通さないジャケットを原チャリに常備しておく。」これなら手軽にできそうだ。

対策その②:「軍手の着用。」イボ付ならスロットルのいいグリップになりさらにベリグーだ。

対策その③:「トランクスからボクサーパンツへの衣替え。」下着レベルじゃそんなに変わらないと思うかもしれないが、以外にピタッとしたパンツのほうがあったかいものである。
そうなると俺のマイサンには少々窮屈な思いをさせることになるが致し方ないことだろう。



完璧だ。

特に③の「ボクサーパンツ」「毛糸のパンツ」に変えれば、防寒対策はばっちりだ。
さらに「鉄のパンツ」に変えれば、強姦対策にもなる。俺って頭イイ。



よく考えると、「鉄のパンツ」は冷たいので、強姦対策にはなっても防寒対策には何の役にも立たないことに気づいた。

前言撤回。やっぱり俺はバカである。