明日は短答式試験の結果発表。
受かってたら万々歳だが、過度な期待はすまい。
落ちればその時点で、周りの友人たちが就職する中、晴れてフリーター予備校生の誕生である。

考えればネガティブな思考にしか行きつかないので、今日は将来会計士になった自分を想像してみる。(この場合の想像とは都合のいい妄想のことである)





2018年――
ある若手の美人女社長の企業を監査する監査チーム主査の俺。

 「架空売上の計上の可能性があります。我が監査法人の改善案を受けいれていただけないのならば、このままでは適正意見を表明することはできません」

一気に顔色の変わる美人女社長。涙ながらに、

女社長 「申し訳ございません!粉飾だとは十分に承知しています。でも今、会社を潰すわけにはいかないんです!!お願いします。今回だけ、今回だけはお見逃しください。」

 「私たちは国民の経済の発展を支える、会計・監査のプロフェッショナルたる公認会計士です。事情はどうあれ不正を正当化するわけにはいきません。」

不適正意見の監査報告書に印鑑を押そうとしたそのとき、

女社長 「お願いです。見逃してくれるなら私、なんだってやります!!」



――2時間後
疲れ切った女社長の眠るベッドの上で、俺は煙草をふかしていた。

夜の連結決算のすべてを実技を交えてレクチャーしたのだ。会計のプロフェッショナルとして。




こんなことを考えているうちは、公認会計士への道のりはまだ遠いといえる。