復活バンドについて思うこと | AXL Communicationsのブログ

復活バンドについて思うこと

今回はちょっとまじめに書きます。

もうだいぶ前から復活バンドがブームになっているが、
ずっと僕はそれに対して否定的でした。

というのも、1996年に復活したセックスピストルズの武道館ライブがあまりにも悲惨だったから。
そのイメージがずっと払拭できずにいたからだ。

でも、よくよく考えてみたら、
自分の思い入れのあるバンドの復活ライブはとてもエキサイティングだったし、
素直に喜ばしい出来事だった。

自分にもっとも影響を与えたバンドのひとつ、ワシントンDCの黒人ハードコアバンド、
バッドブレインズは、内容はあまりにもひどかったけど、
結局復活するたびに、3度も見に行って、実はこっそり興奮していたことも
今になっては正直に、素直に告白できる。

ニュージャージーのホラーパンクバンド、ミスフィッツの復活ライブも
そういえば、ずいぶん興奮したっけ(2度目の復活のときはひどかったけど)
なんて思い出したり。

今年のガスタンク(一昨年のロフトよりはるかにカッコ良かった)とサッズのライブを見て、
そんなふうに思えるようになった。

自分の感性に正直に。
そう思った今日この頃、
これからは、復活というだけで眉をひそめずに、
素直な目と耳で向かおうと思う。

以上、雑文、失礼しました。