…がたくさん出没しているそうでございます。
私の実家の周辺にはたぬきさんもたくさん出没しますし、いのししさんもたくさん出没します。
もうちょっと、山奥まで行けば、お猿さんもたくさんいます。
そんな田舎でございます。
以前、祖父が健在だったころにも、いのしし被害が多発したことがございます。
いえ、実はその当時、最初はいのししとは分かっておりませんでした。
野犬かもしくは、狸ではないかといわれておりました。
まだまだ、はなさんは生まれてもいなかったころでございます
はなさんの先代のロンさんだったころでございます。
ロンさんは存外のびびりワンコだったのですが、何やらやってくると一応、ワンワン吠えながら私や祖父の部屋にやってくるという習性を持っておりました。
で、どうも最近、ロンさんがワンワンやってくると、何やらお庭があらされたり、物音がするということで、これは何かがきっと進入しているのだろうとおもい、勇猛果敢な祖父は、
「よし、わしが退治してくれよう」
と意気込んでおりました。
で、数日後だったでしょうか、ロンさんがワンワンと言ってきたのを聞くと、祖父は庭に飛び出していきました。
何やら、獣のけたたましい声と祖父の気合が聞こえてまいりましたので、私も庭に出てみると、
いのししと祖父が格闘しておりましたヾ(@^(∞)^@)ノ
さすがにいのししとまともにぶつかってはまずいと思ったであろう祖父は上手い具合に力を逃がしながら、いのししを転がしておりました。
が、そこは野生の動物でございます。
なかなか、参ったするわけがございません。
そのうち、じれてきた祖父は元来の短気が顔を出し、愚かなことに、正面から受け止めてやろうとなどと無謀な
ことを考えたようでございます。
結果は…
しれております。
物凄い音とともにぶつかり、いったんは、祖父、受け止めました。
が、そのまま押し切られ、お庭の池に叩き込まれて、まるで「助清」のように足だけ出しておりました。
祖父、完敗です。
失神しておりました。
しかして、なお、お庭で暴れまくるいのししさんはどうにかしなければなりません。
すると父が、木刀をもって出てきました。
で、助清になっている祖父には目もくれず、いのししに立ち向かいます。
とりあえず、石か何かをぶつけ、注意をひきつけます。
当然、興奮しまくっているいのししさんは怒り狂って突進してきます。
父はその前に立ち、タイミングを合わせて木刀を一閃!!
いのししさんはお亡くなりになりました…。
後に分かったことでございますが、いのししさんは頭蓋骨を叩き割られていたそうでございます。
父のパワー恐るべしでございます…。
いのししさんはお肉屋さんに引き取られていきました。
一応、何やら警察とかに届けねばならないとのことで、(祖父は大怪我をしましたし…)届けたところ
いのししさんの状態を聞いて、父はなにやら物騒なものを所持しているのではないかとえらい疑われておりました…。
で、後に父に、よくあのいのししの前に立ちはだかったなあと感嘆の声をもって聞くと
父は、「いや、いのししは眉間が弱点だとものの本で読んだので、それならば勝てるだろうと思った」
と雄弁な返事が…
父は読書家ですから、何かそんな書物でも読んだかと思い、私もちょっと読んでみたくなったので本の題を聞くと、
「いや、ほら散髪屋においてある漫画で見た、なんかボクシングの話やったが…」
どうも、「はじめの一歩」を読んだみたいでございます…
いやあのね、お父さん…。
あれはいのししではなくて熊だから…。
どうも、鷹村が山で、合宿中に熊と遭遇し、眉間を殴って熊を退散させた行を読んでようで…ヾ(@°▽°@)ノ
父にしては珍しい勘違いでございましたが、今考えると、いのししがお亡くなりになったので助かったものの、
父まで吹き飛ばされていれば、次は私が何とかせねばいかんかったのか…と思うと、少し冷や汗物でございます…。