こんばんは、おおばよしおです。
最近、アメブロの広告がドラゴンクエスト一色ですね。
子供の頃ドラゴンクエストにはまってたのを思い出します(笑)
昨日も一日雨でしたが、今週末にはまた大きな台風が接近して来るようですね。
この前の台風みたいに大きな被害が出ないことを祈ってます。
さて、今日は「信頼」について。
ある親子のお話。
その親子は父子家庭。
お父さんは男手ひとつで息子を育ててきたが、
仕事をしながらのため、なかなか息子とかかわる時間が少ない。
最近息子の様子がおかしいような気がするが、
思春期の男の子、
あまり多くを話さないので、いつも日常的な会話のみ。
息子の様子が心配になるも、
お父さんからの言葉は、
「お父さんはお前のこと信頼してるからな、そのことは絶対忘れるなよ!」
ありがちなコミュニケーションですよね。
「信頼してる!」って言って、
深くコミュニケーションを取ろうとしないようなこと。
よくありますよね。
実は、この「信頼してるからな!」という言葉、
使い方によっては、とても危険なこともあるのです。
「信頼してるからね!」という言葉、
実は、その奥底には
「俺(私)はお前を信頼してるんだから、俺(私)の信頼を裏切るなよ!」
という言葉が隠れているのです。
そう、「信頼」という言葉を使って、相手を思い通りに動かそうとしているのです。
まさに、信頼という名のコントロールです!
このお父さんは、
「信頼してるからな!」と息子に言うことで、
息子とのコミュニケーションを避けて、
息子の本当の気持ちに向き合おうとせず、
自分にとって、良い子、都合の良い子供でいさせようとしているのです。
実は、この息子は、お父さんに見てもらえていない、
自分なんてそんな強い人間じゃない、
もっと自分のことをわかって欲しい、
どこかでたくさん寂しさを抱えていたのです。
って、実はこのお話、今日見たドラマのお話でした。 f^_^;
「信頼」って、とっても奥が深い言葉ですよね。
本当の信頼とは、相手の未来を信じることかもしれませんね。
相手が自分一人の力で動けるよう、生きていけるよう、
そっと近くで見守ってあげること。
結果がどうであっても相手の行動や生き方を尊重してあげること。
そして、助けを求めてきた時には、そっと手を差し伸べてあげること。
相手が転ばないように、失敗しないように、手や口を出すのは、
信頼ではなく、コントロールです。
親子の関係(子育て)だけでなく、
上司と部下の関係、
夫婦の関係、
も同じです。
もし、本当に相手のことを信頼しているのであれば、
敢えて、「信頼してる!」なんて言わない方がいいのかもしれませんね。
それよりかは、ちょんと相手と向き合ってコミュニケーションを図る。
相手がどんなであれ、否定せずただ受け入れる。
そこに本当の信頼があるのかもしれませんね。