心理カウンセラー・セラピスト、NLPコーチのおおばよしおです。
今週火曜は「NLP心理セラピー講座」のアシスタント、
水曜は「東京NLPメンバーズ勉強会」でした。
カズ姐さんのオープンセッションに受講生同士のワークにと、
二日間とも濃い~内容でした。
いろんなセッションを観たり、したりする中で感じたのは、
自分もそうですが、
感情を感じるのが怖くて飲み込んでしまう人が多いなぁ~と。
感情を飲み込む瞬間って、見てるとホントにわかるんです!
そう、飲み込む瞬間が。
ため息をつく瞬間だったり、
鼻をすする瞬間だったり、
つばを飲み込む瞬間だったり、、、
寂しい、悲しい、辛いなど、感情が出てきたり、
自然と涙が出てきたりしたとき、
落ち着かなきゃとか、
自分の感情に対して「嫌!」とか思って、
その感情をなかったものにしようとして抑え込んでフタをしてしまう。
きっと子供の頃からのクセなんでしょうね。
お父さんに怒鳴られたとき、
お母さんに、「いつまで泣いてるの!」と叱られたとき、
恐さのあまり固まってしまったとき、
寂しかったのに相手にしてくれなかったとき、
かまってもらいたかったのに振り払われたとき、
などなど。
どうしようもない、やり場のない気持ち。
そう、それが「未完了の感情」として残ってしまうのです。
そして、その「未完了の感情」を心の奥底に閉じ込めてフタをして、見ないようにする。
ひどい場合には、鍵までかけてしまったり(笑)。
その時はそうせざるを得なかったのだと思うんです。
生きていくためには仕方のない選択だったのかもしれません。
でも、そうやって生きてくると、
だんだんとしんどくなってくるんです。
なんせ、「未完了の感情」。
感情ってエネルギーなんですよね。
その感情を閉じ込めておくには、
感情のエネルギーと同じくらい強いエネルギーで押さえ込まないといけないんです。
それが、
「いい子でいる。」
「ひたすらがんばる。」
「強くなる。」
そんな自分を駆り立てるエネルギーになるのかと。
そのエネルギーをずっと持ち続けていたら、、、
しんどくなって当然ですよね。
それが鬱病などの原因です。
昔の自分もそうでした(汗)。
いっきにフタを開けるのが怖かったら・・・
少しずつでもいいから、蓋をずらしていく。
出そうになった感情を飲み込まずに吐き出していく。
子供の頃からず~っとず~っと続けてきたクセだから、
すぐには難しいかもしれない。
時間はかかるかもしれないけど、
ちょっとずつ頑張ってみる。
ため込んできた感情を少しずつでも出していくと、
なんか少し軽くなったような気がする。
出せた分、押さえつけるエネルギーも減っていくから。
一気に出すのが怖くて難しいなら、
そんなやり方もありかもしれません。
焦らずじっくりと。
自分にあったペースで、
自分にあったやり方で。
それも全て選択できますよ(笑)
講座や勉強会でいろいろ体感したせいか、
もやもやしてグルグルしてる今日この頃。
私も選択します!(←何を?)
みなさんも幸せな選択をしてくださいね。
おおばよしおでした。