こんにちは。
心理カウンセラー・セラピスト、NLPコーチのおおばよしおです。
ブログをリニューアルして二日目です。
「嵐」の中で誰が一番好きかというと、やっぱり櫻井翔くんでしょうか。
変われたら、、、
「いいね~!」(→翔ちゃん風)
姪っ子は翔くんが嫌いらしく、「翔くんは嵐じゃない!」と言ってたみたいですが・・・。
そんな話はさておき。
櫻井翔さん主演のドラマ「家族ゲーム」が昨日最終回でした。
もともとドラマ好きなので、ほぼ毎週欠かさず観ていたのですが、
昨日も食い入るように観てしまいました。
櫻井翔くんじゃないですよ。ドラマの内容をですよ。
観ていた方はわかると思いますが、この話って、まさに「機能不全家族」。
●イジメに遭い部屋に引きこもり、ゲームに明け暮れる次男
●優等生だけど、人を傷つけることを何とも思わない長男
●家庭をかえりみない父
●子供の考えていることがわからず、子供や夫と向き合えず偽りの家族を演じている母
端から見れば、ご主人は大手企業の管理職、立派な家に住み、優秀な子供もいて、何の問題もなさそうな普通の家族
でも実は。。。
機能不全家族となる要因として代表的なものは、家庭内の対立、アルコールや薬物・ギャンブル依存、身体的・精神的・性的虐待、育児放棄などが言われていますが、
他にももっと、普通の家庭でも気付かぬうちに起こりうる原因があるのではと思います。
・親が仕事などで忙しく、かまってもらえない
・しつけと称して叩かれたり厳しく怒られる
・他人や兄弟姉妹といつも比べられたり、差別される
・家族であっても自分のことばかりで、他の家族に無関心
・親がいつも誰かに怒りを抱えたり、イライラしている
・親の叶えられなかった夢を無理矢理子供に託している
・親戚や近所の家庭と良く比べられる
・母親が夫、父親が妻の愚痴を子供にぶつけている
・身の回りの世話を全て親がしたり、過保護に育てられている
・学歴や肩書きが重視され、勉強や進学などに対する親の意向が強く、レールが敷かれている
こういう状況の家族が全て機能不全家族になるとは限りませんが、当てはまる項目が多いとそうなる可能性は高いと思います。
ドラマの例でみても当てはまるところは多くありました。
機能不全家族の被害者となるのは子供。
機能不全家族で育った子供は、健全な家族経験の欠如から新たな機能不全家族を生み出していく。
そう、「世代間連鎖」です。
「世代間連鎖」については コチラ ⇒カズ姐さんのブログに詳しく書いてあります。
家族というのは子供を育てていく場所。
安心安全の場であるべきところが機能していない。
結局のところ、「愛着障害」の問題に行き着く・・・。
「愛着問題」については コチラ ⇒カズ姐さんのブログに詳しく書いてあります。
ドラマでは、櫻井翔演じる吉本荒野が二人の子供を更生させて家族の絆を作って終わりました。
子供達が変わり、親も意識を変えていったという感じでしたが、
気付いた人が変わっていく。
一人が変わろうとすれば、不思議と周りも変わっていくと思います。
壊れかけた家族だったけど、何とかやり直そうとそれぞれが向き合う姿は、
「家族っていいなぁ~」と実感しました。
壊れた関係でもやり直せるんです。
過去に過ちがあったとしても、未来はこれから創っていけるんです。
なかったことにするのではなく、過去の出来事を受け入れた上で創っていく。
いろいろと考えさせられるドラマでした。
最近、この手のドラマが多いなぁ~と思う今日この頃。
心理バカになってるからでしょうか?
おおばよしおでした。