前回に引き続き、お前誰だよ!っていう不思議な子を紹介していきます。



今日はこの子です。


Image credits:Jim Lynn



テングモウミウシ


かわいい


体調は大きくても5mm程度、
インドネシアやフィリピン、日本では沖縄以南の温暖な海の浅瀬に生息しているらしい。






この子も前回紹介したハテナと同様、
藻を捕食して葉緑体を取り込み光合成を行います。


このように、他の藻類の葉緑体を取り込むことを盗葉緑体現象といいます。



ハテナのような微生物がこの盗葉緑体を行い、
光合成するのはまだわかりますけど、このテングモウミウシのような多細胞生物これを行うとはかなり驚きです。


おもしろいなあ


また、ウチワミドリガイエリシア・クロロティカも、藻類から葉緑体を取り込んで光合成を行なうウミウシです。

ウチワミドリガイ(Elysia pusilla)はインド洋に生息しており、沖縄なんかでも見られるそうです。wikipediaによると体長は3cmほどになるらしい。
→href="http://en.wikipedia.org/wiki/Elysia_pusilla" target="_blank"


エリシア・クロロティカはアメリカ東海岸に生息していて、体調は20~30cmほどらしい。

エリシア・クロロティカについての説明動画→


葉っぱみたいでしょ。


この子が藻を食べる動画→



まだ葉緑体を体内に取り込んでいないエリシア・クロロティカ




ちなみに葉緑体の保持期間はエリシア・クロロティカが最長で、フシナシミドロのVaucheria litoreaの葉緑体を10か月間保持した記録があるそうです。

まあ実験だから本当かわからんけど。


おもしろいね


以上です。



ではまた。