初、ソロキャンツーをしてきた。
2016年4月30日に松本へ行って旅館で1泊。
その後、奥飛騨温泉郷へ。

ほんとは、4月29日に出発の予定だったが、強風のため中止にした。
翌日は快晴だったけど、風がまだ強かった。自宅から調布ICまで行き、そこから中央道で
松本ICへ。高速に乗ると真冬のような寒さと風だった。
  談合坂SAにて

あーあ、またこの予期しないパターンかよ、とむかつきながら少々震えながら風に耐えながら
松本ICにやっと着いた。とりあえず、近くにドンキホーテでタイツとトレーナーと冬のグローブを買った。痛い出費だ。これなら冬の格好で来ればよかった、天気予報のうそつき。しかも今ブログ書いているのだが絵文字が使えない。また、むかつく。
ドンキの隣のステーキやハンバーグを食べて予約した旅館へ向かった。

旅館は思っていたより、満足できるいい宿だった。しかも1泊3,000円だ。欧米人の客がちらほらいた。別館に案内されて、きれいな子が廊下を歩いていた。声を掛けたかったがカップルだったら残念なので我慢した。ていうか、なんて声を掛ければいいんだよ(笑)
   
旅館「松風」                      おそらく10畳以上あった。満足である。

  
大浴場と洗面だもある。3,000円でこれなら定宿にしたい。

松本駅まで徒歩で10分弱。もう、22時半で寝たかったがちょっと散歩をしてみた。
松本は予想以上に栄えていた。上田よりも断然栄えている、夜の臭いも結構するなー。
けど、今日はくたくただし、明日奥飛騨までの移動だから、朝食を買って、戻って風呂に入って
寝た。次の日は疲れがとれないのか、起きるのが辛かった。
準備を済ませて、チェックアウトした。
そしてお目当ての安曇野大王わさび園へ向かった。もともとはこの景色が見たくて安曇野へ旅行を計画したが、上司の提案で義父の高山が近いから行くと良いと言われたので高山で
キャンプもすることにした。いずれやろうと思っていることは早くやった方がいい。これが俺の持論だ。まー岐阜県なんて行く機会無いしね。

大王わさび園は日本で一番大きいわさび園だそうだ。フェイスブックの誰かの投稿でこの水車の写真を見て一目ぼれしていこうと決心した場所だ。
中は、わさび畑があり、水車があり、小さな川が流れている。観光客でいっぱいだった。みんな暇なのね。
   
       お目当ての水車
   
 
 大王わさび園を出ると、奥飛騨へ向かった。長野から岐阜というと遠いイメージがあるが、松本からだと1時間半で行ける。途中で蕎麦屋で昼食。高い割に味はまあまあ。
   
 松本から158号線をひたすらまっすぐ進む。すれ違うライダーが多い。ピースサインを出して
返ってくるとうれしいねー。そして中の湯ICから有料道路へ乗って平湯ICまで行く。そこからは
471号線をまっすぐ行くと、奥飛騨温泉郷キャンプ場に着いた。気が張っていたのかあまり疲れもない。管理棟でチェックインして、テントを張るサイトを選ぶ。管理人に聞くとバイクの人は
みんな河原のサイト使ってるよ。けど、空いてる所ならどこでもいいよ。見ておいでと中々電話と違って優しいおばさんだった。結果的にライダーが多い河原サイトにした。
さっさとテントを張ってしまおう。
初めは戸惑ったが、15分くらいで完成した。簡単に荷物も整理した。
   
 キャプテンスタッグのテントは3人用なのでまあまあ広かった。でも、おれ以外は入るスペースは無いなー。荷物が多いので。夕焼けが綺麗だ。川の流れも心地よい。これだよ俺がやりたかったのは。自然と調和する。最高だね!!

   
 今晩は、JAスーパーで買ってきた飛騨牛の焼肉味付けと飛騨牛のホルモン。念のため真空パックのご飯も買った。アマゾンで買った、焚き台では火が弱くて肉が焼けなかった。まずは家から持ってきた米を炊こう。シングルバーナー持ってきてほんとによかった。周りにはファミキャン1組とライダーが一人いただけだ。米は焦げてしまって失敗した。
シングルバーナーで肉を焼きながら、すべて食した。いやー200gで1400円とは飛騨牛安いなー。脂がのっていて美味い。のんびり缶コーヒーを飲みながら夜空を見上げる。
満点の星空だ。何も遮るものはなく、自然の星屑たちが僕を癒してくれた。
さーて、寝るか。風もあり、気温も10℃以下なので風呂は明日にした。キャプテンスタッグの
シュラフは中々考えて作られていてまあまあ良かった。暖かい。
朝は寒さで一回目が覚めたが、二度寝して今度は暑さで目が覚めた。
とっとと温泉に入ってシャワーを浴びて、高山観光に出かけた。

奥飛騨から高山までは1時間かかる。暗くなる前に山に戻りたい。

また平湯ICまで行って今度は158号線をひたすら走ると高山駅へ出る。といってもほとんど峠道でしたけど。
JAひだの駐車場に停めさせてもらった。中々可愛い事務員だったが、右手の薬指に指輪をしていたので既婚者だろう。
さー高山名物の古い町並みを見に行こう、まずは、高山陣屋。
 
おーこんな山の都市にこんなのあるのかー。観光客がほんとに多かった。
岐阜もバカにできないなー。やっぱりみんな都会を脱出して自然に行きたいんだよね!
高山ラーメンを食ったが、うまくなかった。店が悪かったな。
各所に団子屋があったので、試しに食べたが柔らかく味がほんのり付いていて何本でも行けそうだ。飛騨牛の握りも食べた。これはまあまあかな。2貫で700円って高すぎだろ!!
飛騨牛コロッケはまー普通のコロッケ。
   
 色々みたいが、早く山へ帰らないと。。。あー、もうちょっとここにいたい。
   
    
 駅へと向かう途中に国分寺という寺があったのでお参り。
そして高山駅へ行った。改装中らしい。観光都市として駅をもっと大きくするらしい。
   
    
     高山駅
 
バイクを取りにお土産の缶コーヒーを持ってお礼に行った。
さー帰りはスーパーへ行って100円ショップでカイロや炭を買っていこう。運よく二つともあった。

今夜の飯は鍋焼きうどんとおにぎり、から揚げ。シングルバーナーで煮るだけだ。この方が
楽だなー。キャンプの醍醐味から外れるけど。
高山は静かで綺麗な街なので次回電車で来よう!!

帰る途中、コンビニによるとライダーが元気なさそうに一人でコーヒーを飲んでいたので
声をかけた。都内から来たらしく、これから下道で東京へ帰るそうだ。
ちょっと話をして早々に別れた。

奥飛騨へ戻る道は真っ暗で街頭ひとつない。前が見えないので事故るかと思ってホント怖かった。夜の山道を走るのは危険だと思う。もう、やめよう。
キャンプ場に着くと真っ暗でさー、鍋焼きうどんを食うぞ。食った後はコーヒーを飲みながら
星空を見る。テレビもラジオも必要ない。この自然の川の流れの音と星が見えれば十分だった。
   
10メートル先に、なんだかずっと強い火で焚き火をしている人がいたので声をかけてみた。
二人でバイクキャンプに来ているそうで、50代の方だった。早期退職をして、バイクキャンプを楽しんでるらしい。くーうらやましい。いろいろと話をして、朝飯を明日食べに来なよと誘ってくれた。さーて、テントに戻って寝るか。明日は埼玉へ帰る日だ。
翌朝、朝だよーとテントをたたかれる音がしたが、管理人が起こしたのかと思って無視していたら昨日の人たちだった。朝飯食べろと言ってきた。いい方たちだ。二人はBMWに乗っていた。
やっぱり大型バイクはでかいな。
うどんとホットサンドと焼きおにぎり、から揚げ、豪華な朝食だった。フェイスブックを教え合って
一緒に帰るかと言われたが、お断りした。一人でのんびり気ままに帰りたい。初対面の方と
1日走ったら多分、ぐったり疲れるだろう。
   
 

テントをたたみ、風呂に入ってキャンプ場内を探検した。
    
      管理棟                         きれいな川だ
    
     水場もあるらしい。子供たちにはいいね!
   
       売店は22時で閉店。              ここは道の駅の隣にあるのだ

   
      トイレはウォシュレット付                炊事場
   
       かまど                            温泉
さー帰りたくないけど、帰ろうか。もう一晩泊まりたいけど、今日は可愛い可愛い姪っ子達が来るのでしょうがない。
あのお二人はもう1泊するそうだ。出会いもあったし、初キャンプ大成功だと思う。
さーとりあえず、松本まで行こう。
松本へ行く途中単調な道と揺れで眠くて眠くてしょうがなかった。ドラッグストアでメガシャキとドリンク剤を買う。
松本城でも見て帰るか。観光客でものすごい人だった。さくっと写真を撮って終了。近くの蕎麦屋で昼食をとる
   
 
その後、ヴィーナスラインを通って帰りたかったが、峠道を抜けないといけないらしい。疲れたので次回にしよう。とりあえずのんびりと諏訪まで下道を走った。
高速は眺めも何も無いのであまり好きじゃない。景色を見ながらバイクを乗るのが好きだ。
これはみんな同じじゃないかな。
   
1時間後、諏訪へ着くとなにやら通行止めになっている。諏訪大社のお祭りらしい。
7イレブンにバイクを止めるとおじさんライダーがどこからきたん?と名古屋の方言で話かけてきた。6年に一度のお祭りなのでせっかくだから、お参りしていった方がいいよと言われたので
諏訪大社でお参り。
   
さー今度は、甲府を目指そう。下道はいろんな発見があって楽しい。
でも、雨の予報が出ていたので、小淵沢ICから中央道に乗った。
結構、疲労もピークだった。途中眠くて死にそうだった。サービスエリアへ寄るたびにドリンク剤を買って、頑張った。上野原から渋滞が始まり、真っ暗の山の中をすり抜けを3キロくらいしただろうか。これには神経を使って、どっと疲れと眠気が出てきた。
何とか、八王子を抜け、高井戸ICで降りる。

また、ここから自宅までは30分かかる。環8をひたすら走り、はい!!到着。
とにかく風が強い連休だった。
四日間で806キロ走った、距離はそれほどでもないなー。
こうして初めての僕のソロキャンツーは終わった。キャンプはいい!!
6月から梅雨に入ってバイクに乗れないから毎週近場のキャンプ場へ行こうかなー。
趣味がひとつ増えた事と無事故で帰ってこれた事に感謝