ブルガリア戦後、吉田麻也は「もっとブーイングしてください」的なことを言った。


今回のイタリア戦、同点に追いつかれるきっかけを作ったのは間違いなく彼。そしてそれは本人も認めている。が、ふたを開けたらどうだろう?どうにも擁護の声の方が大きいような気がする。


これを見て思った。だから選手の成長が止まってしまうんだと。


あまりにも生ぬるい。


勝ったら持ち上げ、負けてもイタリア戦のような結果だと『大健闘』『よく頑張った』そんな言葉の繰り返し。ようやくウズベクやヨルダンに負けたあたりで少し聞こえた程度。選手が新聞を見ているわけではないが、応援している人間は目を通す。結果、サポーターもぬるくなって、よい時も悪い時も拍手しか出なくなった。ブラジルなんて勝っても内容が悪かったらブーイングだ。そこまでなれとは言わないけど良かった試合には拍手、悪かった試合にはブーイングをしっかりすべきだと思う。メディアは販売部数のことばかり考えずにちゃんと何がいいか悪いかしっかり描いてくれ。いつまでも日和見主義でいるのはやめてくれ。


そして今回の吉田に対しては遠慮なくブーイングさせてもらう。

何度目だ!?と。

知る限りではロンドン五輪のメキシコ戦、韓国戦では消えていたし、3月のヨルダン戦の決勝点もふざけてるのか言いたくなるようなチェイスで勝ちこされ、先のブラジル戦でも2点目で中途半端にマークを外し、3点目ではマークを外された瞬間足を止めた。

そして今回のイタリア戦。2失点目の元凶となっている。はっきり言おう。荒れはクリアすべき。ボールの回転も遅く、待つには時間がかかりすぎる。

お前、それでよく代表のセンター務めてるな?と言いたくもなる。ミスを自覚しているのなら次はそうならないよう努力しなければならない。けど、どうにも修正できていない。今、日本のバックの軸になっていることを自覚してもらわないと、これからもドンドン狙われるぞ。


あともう一人は途中で出た酒井宏。4失点目。途中出場とは思えないほどのマークの外しっぷり。あれにはがっかりした。得意と謳っているクロスも中途半端。後退して入ったハーフナーに全然あっていないし、守備も中半端すぎる。ドイツに行ってから成長していない。ブンデス所属というネームバリューだけで呼ばれてるんじゃないかと疑いたくもなる。あれなら高徳のほうがマシ。


あとはそのハーフナー。高いクロスが入ってこないというのもあるが、試合を、前線の動きを止めてしまっている。期待しているだけにここまでダメだと失望もかなりのもの。


最後にザック。采配の流れについては前々から理解している。けど、それを理解できない人が多すぎる。このコンフェデ、そして東アジア次第ではもしかすると・・・という可能性も捨てきれない。多分ここである程度見切りをつけると思うので、あと一年で更に強いチームを作ってほしい。


今回の大会でこのレベルの大会だと今の守備では通用しないのは分かったはず。攻撃に関しては香川、本田、岡崎辺りがもっと調子を上げたらあれくらい行けると思う。まあどのみち決めきれないのは問題だけど。


と、だいぶ愚痴を言ってしまったけど、このコンフェデ、日本の現在地がどのあたりかだいぶ見えてきたと思う。


まずブラジルと対戦し、来年、この舞台をそして優勝候補の一角、確実にベスト4に進出しそうなチームとの距離を測ることができた。結果は言わずもがな。まだまだ遠い。


そしてイタリア戦、グループリーグで当たるであろうシード国の一角と対戦。そこそこ戦えるという自信はついたとは思うが、イタリアは試合間隔が短く、ブラジル同様コンディション不良。どの国にしても本番は今回の4割増しの力を出してくると考えたほうがいいだろう。


そして最後のメキシコ戦。

これが本選のグループリーグを突破できるかどうかの試金石。メキシコの出方次第だが、今の日本の実力を一番図りやすい相手だと思う。ただ、互いに消化試合の色合いが強いのでそれも計りかねるところだが・・・。ただ、それでもメキシコにやられるようならば来年の本選もかなり怪しい。この試合で日本はブラジルを去るのは何とも残念。世界から一時の評価をもらっても次こけたら台無しだ。


もうブラジルワールドカップまで1年を切る。あと一年あると考えるのか、もう一年しかないと考えるのか・・・。本音を言うと二年前のコパアメリカに出場できなかったのはかなりの痛手だと今更ながらに思う。僕は来年もこの辺りが響くんじゃないかなぁと危惧してます。