私は自分で自分を追い込むところがある。


膨大なストレスを一気に抱え込み、その重みを背負って行く。


でも、やはり、そのままでは自分が壊れてしまう事は察しがつくので、どうにかしなくてはならない。


そんな時、ふらりとひとり旅に出る。


なんとなく、あの辺に行こうって決めて、鉄道の周遊券購入して、チープな旅に出る。


,4日の短い旅行。


泊まるところも行きついたところで、安いビジネスホテルか、民宿を探す。



これでだいぶ気持ちが切り替えられる、リセットまではいかないけどね。


だって、旅から戻ったらまたそこには今まで通りの生活と現実が目の前にあるから。




そんなことしても、どうしようもなくなる時もある。



そんな時は、新天地を求めて転居する。


全く知らない土地、知らない隣人たち。


それで生活のリセットをする。


今までの生活をすべて捨てて、培ってきたものも前の土地に置いてくる。


自分自身はリセットできないけど、でもだいぶ気持ちが変わる。


何かワクワクする、良いことが待っているような・・・。


でも、実際はそうでもないんだけどね。




私はそうやって壁を回避してきた、思いつめると自滅すること理解しているから。




でも、本当の人生のリセットは、今の自分とサヨナラする時なんだろうって思う。



死は人生のリセット、だから最後まで取っておく。



本当にどうしようもなくなった時、リセットするしかないんだろうから・・・・・。






それまで私は何回引っ越しするんだろう・・・・・。

突然、私の携帯に知らない女性から電話が掛かって来た。


あるお仕事の勧誘だった、でもそれは私の事を知っている「ある方」からのご紹介があったから声を掛けたと言う。

ちょっと謎めいた感じで興味を持ったので、話だけでも聞くことにした。


日時を指定して喫茶店で会った。私と同じくらいの年齢と言っていたけど、かなり若く見えるし、“仕事をする女性”って感じでスーツを着こなしかっこよかった。


彼女は私を紹介した人の名前は伏せた、気になるよね~、あれこれ想像してしまった。その紹介者は私の事をとても褒めていて、この仕事をする適任だと言っていたらしい。


少しだけ話を聞く、でも私はその仕事をするつもりは無かったので、断った。


彼女は、もっと深く話を聞いてから断ってもいいと言った、知識のひとつとして知っていても損は無いから、次は社の方に来てもっと詳しい話を聞いてほしいと言う。他にも話だけ聞いてやらない人も多いから…。と言われ、その仕事の内容に興味がないこともなかったので話を聞くことにした。

それとこの人と親しくなれば私の仕事の方にもなにかプラスになるかもって下心もあった。



指定日にその会社に赴き、こんどは違う人物から会社の概要とかコンセプト、社会にどれだけ貢献している会社かなど話を聞く。、


まあ、いろんな話が聞けてオモシロかった。

2時間くらいの話で帰った。



そして翌日最初に会った彼女から電話が来た。


次は上司との面接に来てほしいと。


面接と聞いて、さすがに私も仕事をするつもりはないので、やわらかく断った。のだけど、真剣に考えなくていい雑談で終わるから、そこで断ってくれてもいいし、仕事の内容をもっと詳しく聞けるから、などいわれ、そして私に対しても、感じのいい人だしせっかく出会えたのだから良い関係でいたいと思うし、と言われた。

私もこの女性に対しては好感を持っていたので、もしかしたら後々いい関係で仲良くなれるかもしれない、または仕事にも(本業)つながるかもしれないなど、考えていた。ので面接を軽い気持ちで了承した。



その日、彼女の上司との面接。並行した長テーブルに向かい合い、本当に企業の面接っぽくなった。

上司は私の事を根掘り葉掘り聞く、マニュアルに沿っての事だと思うが。

そして一通り質問を終えると

「あなたはこの仕事をするつもりがあるのですか?」

と冷たく聞いてきた。

「いいえ、今は考えておりません」

と答えると、大きなため息をつかれた。

「これって面接なんだよね、じゃあ、今日はもういいのでその気になってから来てください」

と言われ、さっさと追い出された。


話をした彼女も同席していたが何も言葉を発しない。


出口で私を見送る時に

「今日はありがとうございました、また後日ご連絡します」

と目線を合わせず言った。



正直、気分悪かった。彼女から電話が来たらちょっと文句を言ってやろうと思っていた。



でも、連絡は来なかった・・・。




反省点、やっぱ、こういうのはきっぱりと断った方がいいのかな?

これは違うのだけどネットワークビジネスのお誘いとかも、断ると険悪なムードが漂う。


お互いの事を話して打ち解けたように見せかけて、何かに勧誘する。

かなり一生懸命に。そしてこちらにその意思はないと解ると突き放すような態度。

心がめげる。


イイ関係のお友達って、利害関係抜きで出来にくい。


大人になると。

私が今お手伝いしている仕事でセミナーの運営がある。


セミナーと言っても怪しい教材を売るとか、なんかの勧誘につながるとかそんなのではなくて、寄せ集めで学生のサークル的ノリで始めたものなので裏が無い。


とにかく仲間的な知り合いを増やしたい事が前提みたいで、そして自分の持っている知識を今のままだけで利用しているだけではもったいないから、多くの人に知ってもらおう! って感じ。


そして多岐にわたる内容なので、お気に入りの話だけでもいいし、未知の話も聞けてしまう。


その内容も奥が深くて充実していて親身に話してくれる。


参加人数が少ないのも手伝ってか、一人一人に向けての提供…。


私は手伝いで記録係なので、その内容すべてを見る事が出来る、

私自身がいろんな勉強になってしまった。

勿論、その中には全く興味がないものもあるので、仕事と割り切って時間を過ごそうと考えていたのだけど、先生の話にのめり込んでしまった。もっと聞きたくなった!!


それだけ、楽しく内容が本当に充実している。


あ~あ、ただ一つ。


ほんとにもったいない。


参加者が少ない。


これだけ充実度100%の内容なのに、私は多くの人に聞いてもらいたい、参加してもらいたいって思った。


雑用仕事人の私が関わっていることなので、ホントに裏が無いセミナーなんだけど、でも人を呼ぶって難しいってわかった。

営利目的ではないから宣伝にお金を掛ける事が出来ないってこともあるのだけどね。


講師はその道のプロで余暇を利用して集まっている、まあ、自分の宣伝にでもなればいいだろうって感覚なのでそれほど鬼気迫るものが無い。でもやはりプロ、自分の持ち時間の中では内容に手加減は無い!


1時間弱の時間があっという間に過ぎる。


内容からしたら正規のセミナーだったらもっと高く受講料を取られるのではないか?

じっさい講師の先生の話によると、他ですると1回のセミナーで高額のギャラが入ってくるらしい・・・。


そんな先生たちの時間、そして場所の確保もしているのに、もっと多くの人に来てもらいたいと切に思った。


本当にいいものを伝えるって難しいんだな・・・。


先日、ちょっとした事情で国立の総合病院に行った。

病院なんて、滅多に足を運ばない領域なだけあって緊張した。

どこに行ったらいいのか分からずウロウロしたり…。



午前中の早い時間、待合室は高齢者がほとんどだった。

地方の診療所とかも老人の交流の場所になっているのだそうから、病院ってところは老人が多いのはなんとなく理解していた。


待ち時間が長かったので、ぼーっと考えてしまった事。

(私は年金受給の年まで生きているつもりはないので、他人事として勝手な事考えていた)



少子高齢化がうるさいほど叫ばれている昨今、

子供の出生率の低下と医療技術の進歩で、老人が増えるのは当然の事。


でもこの人たちは何を考えて生きているのだろうか?


特に、仕事もしない、趣味も持たない、ボランティアや地域活動にも積極的ではない老人達。


毎日早起きして食事してテレビ見て近所をぶらついて1日を過ごしているだけ。


こちらからしたら、ただ、死んでないから生きているだけにしか見えない。


何かに貢献もしていないし、自分自身も楽しんで生活していない・・・。



そんな年寄りが今の日本に何人いるのだろう?



そして、


そんな、お迎えを待っているだけの年寄りを


若い世代が身を削って支えている。




多分、雑用仕事人らしくないものの言い方かもしれないけど、

人間社会だけでしょ? こんな異常な社会構造。


「年寄りはこれまで日本のために尽くしてきた、だから敬い尊わなければならない、お年寄りが存在するから今の若い世代が存在するのだ」


当たり前だ、先祖がいなけりゃ人類は無くなっている。



そんなとき、「姥捨て山」とか思い出す。


集団行動をとる動物界も歩けない動物は簡単に見捨てられる、

同じ速度で行動できないものに合わせていたら、その団体は外敵にやられて全滅だ。



年金暮らしの高齢者。



年金・・・、日本はどれだけ無駄なお金を巻き上げばら撒いているのだろう!!



そこで考えた。


生産性のない年寄りの存在理由



  消費



そう、生きているってことはそれだけでお金を使わなくてはならない、


国から年金として排出されたお金は間違いなく循環して私たちの所にも回ってきている。


うん。


年金生活者よ、貯め込まないでどんどん使ってね。

それが存在理由なんだ、きっと。



それと、まだ10年も20年も生きていることだってある、

邪魔者にされないように、自分の生活を楽しんでみませんか?


何か始めてもいいと思うよ、残り少ない人生


自分のために使い切ろうよ。












ちょっと仕事の話でも・・・。


パンフレットに載せる地図が正確なものかどうかを現地に行って建物や道路の状態を調べてくるお仕事でした。


地図上に記載されている建物が実際あるか、また名称が正しく記されているかなど、写真を撮り調べました。


とっても活動的な依頼で、私向きだと勇んで挑みましたね。。。


まあ実際、知らない街に行くのは楽しかったですが、暑いときは結構キツかった。


それに地図がかなり簡略されているので、どの道に入っていいのかよく分からなかったり…。道を一本間違えると全然関係ないところに行ってしまうので、目的の建物が見つからない、そうなると実在しないって事になる。でも本当は自分が道を間違えていただけなので間違った情報になってしまう。


なので、狭い範囲でも何度も行ったり来たりウロウロしていました。


でも、目的の建物や目標物を発見するととても嬉しくて、オリエンテーリング感覚で楽しめました。


ただ3、4時間歩きっぱなしなのでちょっと疲れたかな?


現地で調査した後はパソコンで撮った写真と地図を編集し報告書をまとめて提出。


よくがんばりました◎