私の家はアメリカの家ですがそこに収まる家具はすべてイギリスの家具です。

理由はアメリカの古い家具は全然入手出来ないからです・・。

ですがアメリカンジョージアン様式なのでイギリスの移民が

大好きな家具も一緒に持ち込む事もあるでしょうから必ずしも

おかしくないと思います。と、半分無理やりな理由なのですが

もともと家より家具が好きで、ヴィンテージから、その原型となる

アンティーク家具、中でもイギリスのアンティーク家具のデザインや

造形のすばらしさに惹かれてイギリス家具を集めていたのもあり

イギリス家具で統一するのは自然な流れでした。

大好きな家具を入れる家が欲しいから家を建てたいという感じでしょうか。

 

イギリス家具の前は主に北欧家具の黄金期、ミッドセンチュリー期より

もっと前の時代の家具が好きでした。デザイナーで言うと

コーア・クリント、ヤコブ・ケア、オーレ・ヴァンシャー等の時代で

イギリス家具をリ・デザインする事が多かった時代の家具です。

この時代は使われる木材も少し異なります。

 

リ・デザインって結局パクリじゃないの?と思われるかもしれませんが

今流行っているデザイナーズチェアにもリ・デザインされたものが多くあります。

ハンスJウェグナーのYチェアですら源流は中国の椅子にあります。

ものによっては紀元前のエジプトの椅子をリ・デザインしたものまであります。

イギリス家具にも中国の影響を受けたものはたくさんあります。

イギリス家具だけでも専門家が一生かけても調べきれない程の

長い歴史があります。

家具は3度の飯より好きですがそれでも私が知っている事なんてほんの上っ面の

一部でしかありません・・。

 

 

足の踏み場もなく散らかっている旧我が家

リビングに入る飾り棚、チェスト類。

ヒモは転倒防止です・・雑ですね。

 

補修待ちのシャンデリアと家具達。・・待ちというのは

私のやる気が出るの待ちです。

すべて家具で埋まってしまった和室。

和室、別アングル。ランプ類は外国から買っています。

その方がずっと安く購入出来ます。大型家具はリスクがあるので

国内ですべて買っています。見る目があればアンティークも扱う

リサイクルショップで購入するのが一番安いです。

 

 

中には思い入れのあるお気に入りの家具もあります。

これが家のどこに収まったのかというのも

また別の機会に御紹介出来ればと思います。

家具を家にぎりぎり収めるというのも工務店さんと大変苦労して

考えた部分でもあります。