この住宅ローンで借金を一本化し、カードローンなども返済してしまおうと考えるのは、目的別ローンの使途に反しています。
目的がはっきりしているローンだからこそ、低金利で借りることができるのです。
理由としては、銀行などが行っている住宅ローンは目的別ローンと呼ばれるもので、使い道が決まっている方が利用するローンだからです。
これがもしも、住宅ローンとカードローンなどをまとめて一本化していることが分かってしまったら、場合によっては住宅ローンの一括返済を請求されることにもなりかねません。一本化に住宅ローンを活用しようと考える人がいるようです。
悪質な不動産業者の中には、住宅ローンで他の借金も一本化しないかという話をするところもあるようですが、このような話に乗らないように気をつけましょう。
同じ企業で住宅ローンもカーローンも、そしてカードローンも利用すれば、返済日を統一することができるかもしれません。
窓口もひとつにまとめることができるかもしれませんから、借金の一本化ではなく、窓口を一本化するということで、全てのローンを一企業のサービスにまとめるというのは良いことだと思います。
利息はローンの種類によって異なるとは思いますが、それぞれに他社のローンを利用するよりも便利なのではないでしょうか。
また、不必要な問題を抱えてしまうことにも繋がるでしょう。
カードローンなどをまとめて住宅ローンに一本化することは、正直お勧めできません。
そして、住宅ローンで借金を一本化することができるのかといった情報も、ネット上には満載です。
ですから、他に借金をしていても住宅を購入したい、住宅ローンを利用したいと考えている方は、一本化についてネットで情報を収集してみると良いでしょう。
ただ、住宅ローンは何十年も返済していくローンになります。
住宅ローンを組む前に、そのほかの借金を一本化して整理し、完済してから住宅を購入するのがベストだと思います。