回顧録

ライブに行っていい音響だと昔を思い出します。

その昔、音響の仕事をしてました。

普通、音響のお仕事とういうと

小さい頃からピアノを習っていて

いろんな楽器を演奏できる。

または、音響の専門学校に通う。

この選択肢しかないのですが

とあるところで舞台の仕事をしてみないかというお誘いがあって

今だから話せるけど無知ってすごいと思います。

ピアノを弾くことができない、楽器もできない。

音なんて聞こえてればいいと思ったいたのですから。

ど素人から初めて研修を半年

現場を体験しつつ音響のことを覚えて

いきなりの仕事が、ホリプロのお笑いライブ。

といっても、音響業者が来てすべてをしきっていたので

なんとかこなせましたが…。

そんなスタートから約１０年。

最終的には、プランをたててオペレートできるようになりました。



運がいいといえば

区民会館なのにＭｅｙｅｒのスピーカー。

Ｍｅｙｅｒのシステムが全て揃っているのです。

知らない人からすれば、何？って思うかもしれませんが

コンサート会場で使われているシステムです。

そんな高級機材を区民だからということで格安に使うことができてしまうくらい。

例えるのであれば、小学生の野球チームにプロ野球の選手が混じっているとか。

一流のエンジニアが使うシステムだったので

素人でもそれなりにＰＡができてしまったのです。

逆にこのシステムを使っても下手な音響さんもいました。

そいうときは、割り切ってお手伝いをしませんでした。


そういう歴史があるんですけど

たまたま雇い主が、亡くなったので

この仕事を辞めました。


それから別の仕事に就職して会社が倒産したので

再就職を考えたときに、音響と言う選択もありましたが

ブランクの問題で…。

でも、劇団四季から音響をしてみませんかというお誘いはありました。

ただ、休みがないという理由で断ったのは、もったいない話。



そんなこんなで

音響としての腕は、一流ではないけど

アイドルのライブのＰＡだったら

まだまだ健在だと思います。

なので、機会があったらＰＡをしてみたいと。