【千葉ロッテ】勝負どころでのミス
東京ヤクルトスワローズ 3-3(延長12回) 千葉ロッテマリーンズ
負けはしなかったが、視てる範囲で勝負の分け目は2ヶ所。
一つは5回の攻防、もう一つは12回の佐藤都志也の打席。
5回に先頭打者が出塁し、3番の髙部瑛斗の打席で初球セフティーバントを試みるもファールとなり、強攻策に転じるも併殺打
続くソトも凡打し、5回の攻撃は3人で終わり流れが止まってしまった
ランナーが出た時点で、手堅くバントで送って欲しかったところ
バッターが髙部だなら尚さら、バントで送る選択が欲しかった
中盤でグランド整備が挟むイニングだけに、確実に塁を進める選択をやっていれば多少は、主導権が傾くことはなかった気がする。
もう一つは、12回表ツーアウトから連打でランナーを貯めた場面での佐藤都志也。
相手は制球に苦しむ中で、カウントを3ボール1ストライクとバッター有利のカウント
満塁にはしたくないから、どうしてもストライクを入れてくところを見逃し
これが一気に事態を逆転するもので、バッテリーとすれば落ちる系の変化球が投げやすいカウントとなり、結果的には外角に落ちる球を引っ掛け投手ゴロでスリーアウト
バッテリーが凌ぎきった形となった
佐藤に限らず安田尚憲もそうだが、ストライクを取りに行くストレート系を見逃し、最後は打ちづらい変化球に手を出すか空振りするパターンが多い。
相手からすれば、見送ればバッテリー有利に働くのでピンチに陥っても楽な打者だから、困り者
これが3ボールノーストライクか、1ストライクから取りに来た球を見逃さずミートすれば、容易にカウントを取りに行けず最終的には四球に繋がる選択肢も出るのだ🫡
この辺の駆け引きが出来ないから、いま一つ打率が上がらない要因なんだよなぁ~
最終的にはドローではあるが、振り返れば勝ち越せる要素があっただけに、勢いを止められると簡単に連敗を積み重ねることが出来るチームを再認識した試合でしたよ