1年がかりで手がけてきたこと...。




本日、結果が出る。





逆に本日、多少でも結果が出なければ手のほどこしようがない。





「虚像」をつくりあげ、期待値を高めながら、真価が問われる日。






良くも悪くも、「真実」になる瞬間...。





スポーツの世界でも、一般社会でも結果がでなければ終幕を迎える厳しさ...。





しがらみや業界特有の様々な事情なしで「実力重視」としてきた中では最高の環境を与えてきたつもりだ。





悔いはない...。






会社を立ち上げたのは海外から戻り学生だった20代前半…。



当時、若いながらも結婚を考えた人がいた。



社会に出てからの師が『会社がまともになっていないうちに遊びたいとか、ましてや結婚とか考えるな。それで離れてしまう人なら結局は将来、うまくいかないだろうから今からあきらめなさい』…。



本当に恩義のある方だったから、その言葉に従った。


その変わり、彼女ひとりでは成し遂げられなかったであろう夢を実現させた。



10代の頃、『スポーツをヤッているのに他の事や、ましてや異性に気をとられたら終わりだな』と、聞かされ、本気でお付き合いしそうになるのを避けてきた。



スポーツでも数々のタイトルを獲得してきた。会社もメディアに取り上げられたり、狭い分野の業界だが認知度はそれなりになった。



今、厳しい教えの師たちが口をそろえて話す。


『君が若い頃に言ってきたような事を若者に話せば、ほとんどが逃げ出していく。頑張らなくても今の日本社会はそれなりに食べていけるのだから…。しかし人数は減ったが志し高き人は今も昔も変わらないはずで、これからの日本は何もせずに暮らしていける社会情勢ではなくなるし、今まで見えにくかった格差社会になる。逃げ出した人は心のどこかで自分自身をだまし納得させ、くすぶっているはずで一度、逃げたら何か特別な事情がない限り、それ以上のものはつかめないものだ』。




周囲を見ていても、日本、世界でのタイトルホルダーは今も昔も変わらないストイックさ…。





その『師』が、『いい加減に結婚した方がいんじゃないか?』と切り出してきた。



以前は緊張のみであったが近年は『ナニ、言ってるんですか!今までの恋愛を壊してきたのはどなた…』と冗談で切りかえせるようになったが、確かに社員たちが幸せな家庭を築き上げていく姿を微笑ましく感じるし、『そろそろ本気でまずい…』と、内心では思うようになってはきている。




しかし残念な事か幸いな事かは別にして今、誰がどうこうと言う話ではなく、自分のプライドをかけチャレンジしている事がある。




本来、『師』らに頼み込めば苦労なく一気に駆け上がれるのだが、そうした上からのチカラを借りずに自らの気力だけで成し遂げたい事…。




まだまだかなり甘いが、それに少しはこたえてくれそうな雰囲気のターゲットもいる。




土日、祝日、最近では夏期休暇などもない。








そんな状況で必ず言われること…







『先が見えない…』








正直、仕事面での時間のなさは理由ではない、と自分の中では感じている。



どんな忙しくても本気であれば必ず時間はさけるのだから…。



多忙な人を多くみているが1日のなかで、とは言わないまでも数日で全くプライベートの時間をとれない人など実はいないのだ。




ゆえに過去の呪縛はとけたはずでも、やはりどこかに比較意識が残っていて前に進まないのを自然に察知されているのか、どこか冷たい印象があるらしい…。





自分ではそうしていないつもり…。







この数年で何人…。










今も…、





今までよりは真剣になりつつあったから、しばらく精神的なダメージはありそうだ…。






しかしわからない…。






昨晩、いつもと変わらない時間を過ごし、次のスケジュールをしつこく聞かれたはずなのに…、








『先が見えない…』







のお知らせは毎回、突然、やってくる。







もう少しでチャレンジは良い結果を残し退陣できるであろうから、自らのことはそこから考えればいい。






やはり『本気でヤルべき事がある時は他に目を向けてはいけない』、『それで離れる人は…』と言う若き日の教えは『師』から言われなくなってしまった今もしっかりといきていた…。





後、少し…。








先週までは夜でもセミの声が聞こえたものだが、今夜は秋の虫たちが夜を奏でている。



夏の象徴とも言えるセミたちが力つきて道路に落ちていく…。



命のはかなさ…。




当然のように夏が終わり秋がくる。




そしてまた寒い冬が到来し暖かい春を待つ…。




当たり前のように過ぎ行く時間だが、なんでもない普通の時をなによりも大切に思えるようになった。




昨日は数千人の集まる華やかなライブステージの後、お気に入りの夜景を見ていたが、小雨まじりに浮かぶ桃色の屋形船が節電中の海に咲く花のようだった。






AWWE Blog-110821_212739.jpg




音のない雨が静寂を演出している。





ひんやりとした風は何も言わずに通り過ぎていった。




今度は塗り替えることができるだろうか…。




あの日、見上げた最後のウロコ雲を…。