現実交差点…夕暮れに空がわれた。くっきりと線をひいたように…。ボーダーライン…。まるで夢と現実を切り分けたような…。夜は首都高を走った…。湾岸、横浜…。金曜の夜は毎週、この景色を見ていた気がする…。そして朝…。ハイウェイランプが残り、空が紫色にかわり、オレンジに染めていく瞬間…。現実が目をさますまでの静寂…。躍動の時…。夜明けは既に夏を終えようとする時間になってきた。