
まだ、1月15日が成人の日だった頃。
近くのスーパーに魚屋さんがあった。今日は成人の日だからと店主はハマチの刺身を用意していたが、売れ残っていた。
「家族で祝おうにも子供達は友達と出かけたのか・・・」
沢山の刺身を眺めながら、いつか自分の子が成人した時はどうなるのだろうと考えながら店を後にした。
19歳で成人し昨日成人式を迎えた我が子は、やはり同級生の集まりに誘われた。
正月のお神酒とブリの刺身を前に一考、そして
「今頃どうしてんだろうなぁ」と。
偶然20切れに出来たそれをつまみながら、数切れ残してやめる。
「それだけ大きくなったのだな」という気持ちと、「就職・結婚」等まだまだ山がある。
そう簡単には終わらない幾つもの事を、今夜も思いながら二度目の祝杯を挙げるのだ。









