突然ですが、盗まれた(車両盗難)車は、まずどこに行くと思いますか?



国内外に転売する際に車のままなら一番都合が良いのですが、車のままだと


車体番号を調べられ、盗難車と発覚してしまいます。


そこで、「不法ヤード」と呼ばれる場所に持ち込み、車を解体します。




本来「ヤード」は騒音や塵の飛散対策として、敷地を鉄製の堀などで囲い込み、


自動車解体業の許可を受けた業者が車を解体する施設なのですが、盗難車を


解体して転売するのを目的とした「不法ヤード」を建設するケースが増えていま


す。



千葉県はそんな「ヤード」が全国最多あり、当然「不法ヤード」が多いわけです。



千葉県の車両盗難が全国ワースト1位というのも納得です。




ちなみに千葉県内の設置件数は434件で、2番目に多い埼玉県が286件となり、


千葉県はかなり異常な多さです。



場所で言うと四街道市や成田市などの東関東自動車沿いの地域に集中している


傾向があります。



昨年1年間で何らかの不正で県内25件ヤードが摘発され、その内15件が車の


盗難がらみだったというのも、かなりの割合であるし、これもほんの氷山の一角


にしか過ぎないのでしょう。



柏市であったインプレッサの強盗殺人事件のエンジンやバンパーも県内のヤード


で発見されています。




ヤード自体を規制する法律がないが上のこの現状に対し、千葉県は有識者会議


を設け、警察官の立ち入り権限の明確化や違反した場合の罰則などについて議論


を始め来年度中には全国で初めて独自の規制条例を制定し、継続的な実態把握


をするようです。




千葉県内の車両盗難を減らすには不法ヤードを無くすことは必須なので、ぜひ


実行していただきたいと思いますし、同時に自分の車は自分で守る対策というの


も必要なんだと思います。