なんだか師走並みに忙しい2月3月、大揺れの後藤家。
大なり小なり、撃沈したり、何かしらの出来事が次々に勃発している。
大きかった一つは、トントン拍子で進んでた
引越し(マンション購入)が、契約前日にいきなりおじゃんになったこと。
これは酷かった。酷すぎた。
なかなか諦めがつかず、悪あがきした。
泣いたし、怒ったし、精も根も尽き果てて疲労困憊だった先週末。
夫側の身内で、痴話喧嘩はあったものの、直前まで前向きに進んでおり、
幼稚園から目と鼻の先であるその物件を、我が物顔で
「あそこに引っ越すことになったから遊びに来てね!」なんて、
何人にも話し、「○○小学校になりそうだから、越境手続きしなきゃ。」
なんて話してた数日前の自分を、心から気の毒に思う。
思ってもみないことに、夫の両親、ではなく
親戚からの大反対を受けて、結局両親も反対派に変わり
破談になったわけなのだが、一番気の毒なのは、夫Kであった。
普段なら逆ギレしそうなところを、完全に打ちひしがれ、弱気だった。
私は何度も平謝りされ、言いたいことが無かったわけじゃないけど、
最終的にはしょうがないよと励ますことしか出来ず。
親戚連中より、まるで中学2年生くらいから成長が止まってるかのように
悪い方向に心配され、まるで信用が無いことが今回浮き彫りになり、
挙句の果てには私の親にまで、その信用の無さを伝えられる結果になったのだ。
物件を見てもいないことはモチロン、
普段どんな仕事をどんな風に毎日して、
どんな子育てをしているかも見られてるわけでは無いのに。
ローンの審査もすんなり2社通ったのに、いい所は全くクローズアップされず。
本当は小心者で、いざという時は慎重な面が隠されているのだが、
園児並に思ったことをすぐ口に出してしまう性格も災いして、
親戚からの信用が驚くほど無かった。
確かに常日頃、両親への態度や口の利き方が悪い。
私に出会う前の行いも、きっと想像以上に悪かったんだろう。
身内をないがしろにせず、親しき仲にも礼儀ありで、
近しい人を(私も含め)もっと普段から大事にして
発言・行動していきなさいという、夫Kへの神の思し召しかもな、とも思った。
本人がそれに気付いていますように。。
こんなことってあるんだと、一週間経った今では、
この騒動も、ゆくゆくは意味のあることで、またひとつ
人生経験を積んだのだと思える、というか思うしかない。
先週、今より広くて陽当たりが良いところにやっと引っ越せることで
舞い上がっている最中、仕事中に車を路駐して不動産屋と話していたら
駐禁を切られた、と夫Kより連絡が来た時、
もう済んでしまったことは仕方がないよと大らかに受け止めていたのに、
昨日罰金を払うことを思い出した時は、一転して「くそう!」という気持ちに変わっていた。
さらにKは、破談になった騒動の翌日、会社の飲み会で潰れ、
店で寝てしまったらしく、起きて気が付いたら誰も居なくて2万円だけ請求された(泣)
と、夜中に帰ってきてゴメンナサイゴメンナサイと謝ってきた。
何も言う気になれず、無視して寝た。
その翌朝、何度も飛び起きては、時計を見に来て、
また寝室に戻って寝る、を二回繰り返していたので、
そのまま放っておいたら、三回目、飛び起きて、
時計を見て絶叫。
涙は出ていない泣き顔で、頭を抱えながらひたすら叫ぶ。
「ウウアァァァァァァァァァ!!!」
一切言語を発しないものの、遅刻だというのは一目瞭然であった。
繁忙週間により、朝早くから穴をあけられない大事な日だった模様。
あまりのショックにより真っ直ぐ立てない様子で、
腰を折り曲げた姿勢で頭を抱えたまま、
雄叫びをあげながら、居間と隣の部屋を行ったり来たりしていた。
その姿は狂人そのものだった。
物の怪にも見えた。
クビかどうかの瀬戸際、生きるか死ぬか、dead or alive、
この状況がどれだけ危機かを、
雄叫びと、わざと痙攣してるような奇怪な動作によって
全身全霊で家族に表現するさまを目の当たりにした私は、
恐怖が怒りに一瞬で変わり、
「私は時間聞いてなかったからね!!!
自分がだらしない結果だよ!!!
そんなことしてる暇あったら早く着替えてすぐ行けよ!!!」
雄叫びに負けない怒号を浴びせた。
それに対して返す余裕も無いようで、
まるで、言葉を知らない原始人のように、腰を曲げて発狂しながら、
わざとガクガクした動きで乱暴に着替え、えづきながら歯を磨き、また雄叫びをあげ、
玄関に置いてあったゴミ袋を無駄に蹴散らしながら出て行く姿は、
人間の弱さ全開で、今でもふと思い起こされるほどに衝撃的だった。
午後になって、クビの無事を確認。
あの狂人の物真似を、子ども達の前で2回、
幼稚園で3回、他の場で1回、帰宅して我に返った本人の前で3回はやった。
なんだか色々どうでも良くなって、
嫌なことがあっても、みんな健康で生きてるし、
急に不幸になったわけでは無いし、
明日は明日の風が吹くんではないか、
なるようにしかならない、と思えてきた、我が家について。



















































