10月16日 PM15時29分、
今度こそ、我が家の真のラストオブ・わらべが誕生しました...。
男子の中に埋もれて、嫌気をさしながら育ってきたわこちゃんが、心から待ち侘びた女子です。
名前はまだニャイ。
発覚当初から、しつこいけど様々な思いが交錯した今回。
今までは生理が一日遅れただけで気付き、最短で婦人科を受診するタイプの私が、検査薬を4本試した後しばらく魂を漂わせていた...。
そんなわけで、母子手帳の記載が明らかに少ない。半分くらい。
んだども、こんなに夫婦で命と向き合い考えまくったのも、エコー写真にあるアルファベットと数字の意味を調べ、ちゃんと真面目に見たのも今回が初めて。酷いけど。
回を追う毎にズシズシ増すのは、気が遠のき青ざめる級の命の重み。あとは出産時の痛みへの恐怖。。
無事に産まれたら私、5回目にして初めて泣くかもしれん...と思ってたけど、やはりそれどころではなく、私の中の泣きのスイッチは人生のこの場面においては無かったようだ。
経験から教訓は増えていくが、毎回違うお産というものは、決して定番化するわけではなかった。
今回はコウノドリの見過ぎで広がりがちな想像力と、5年のブランクはあるものの5回目、本陣痛が来たら早いはず!痛くなったら油断しないで!産院から再三言われていたこと。
家やタクシーでは絶対に産みたくない、救急車呼ぶのも避けたい、というわけで、警戒し過ぎて、一度は入院したものの陣痛つかず、翌日退院させられた。
あるあるらしいけど、5人目にして初めてのフライング入院。
想定外の出費の痛手と、勘が鈍ったのかもしれない悔しさとショックから、退院した足でそのまま向かった鳥良商店にてチキンチキン定食のライス大盛りをヤケ食いして、さらにムクんだ。。
一旦入院の準備と片付けと引継ぎをして、帰らないと思ったはずの家に戻る羽目になってからやり直す通常運転の日々は、罰ゲームのように辛く長く感じられた。
それから迎えたXデーは、約2週間後だった。
ツルンと行くといいですね!
5回目だからスポーン!かもね!
そんな温かい声掛けに、微笑み返しして迎えた本陣痛。
例外は無かった。
これ以上体重が増えると、産道に脂肪がついて母子共に苦しいお産になるって言われたのに、食べたいものを我慢しなかった仕打ちか。
チキンチキン定食でかけた追い討ちのせいか。
フーフー吐く息に声を伴わせないと我慢出来なくなってきた頃に、これだったこれだったとだんだん思い出し、逃げ出したいけどもう逃げられないアイツがやってきたことを確信。
容赦なく拍車をかけて押し寄せてくる波は、絶望的に痛かった。
もう死んでもいいですかと心の中で神に問うた。
動けるギリギリまでウォシュレットしまくる作戦で、アソコにのみ神経を集中させるのには成功したけれど、寝不足ゆえの疲労と痛みのパニックで、深呼吸と吸う・吐く・止める・いきむ・が、どれかどうだかわからなくなった!
後藤さん後藤さん、大丈夫だから目は開けて!肩を叩かれ呼び起こされ、何度もくたばっては我に返る。
後半戦、定位置に着いたら、顔面に西川きよし降臨と白眼を交互に繰り返すオリジナルラマーズ法開始!
リラックスしながら天井へ向かって弧を描くようにうんこを打ち付けるイメージで、深呼吸を止めて軽い西川きよしでフィニッシュ☆...が、今回美しく出来なくて、頭ちょっと出たところで一回止まってしまい、、その次の波で助産師さんの手業に頼ってグダグダ気味に、デロデロデロ〜んと出してもらったわらべは、臍の緒を何重か首に巻いてたせいですぐには泣かず、ドキドキ。。
「え?泣かない?」思わず聞いた後、
ヒュルヒュルヒュル〜とほどかれて、やっと泣いた時の脱力感ったら無かった。
今回陣痛が進みづらかったのも、赤ちゃんが旋回に戸惑ってる感じがする!と助産師さんがしきりに言ってたのも、巻きついた臍の緒のせいだったんだ!と納得。産道についた脂肪のせいじゃないよね☆
この度のラストオブお産は、事後、どんなに褒められても個人的には納得がいかなかった謎の完璧主義でした。
ただ、会陰の伸びだけはとても良く、切開せずにかすり傷で済んだのは棚から牡丹餅的ラッキーだった。
縫うと縫わないで回復が俄然違う。
翌朝からスタスタ歩ける!
酸欠かショック死であの世へおくられることなく、生還出来て本当に良かった。
出てきた時は紫色のグッタリベイビーも、気の触れた西川きよしだった私も、元気に生きている幸せの産後ハイです。
見てた。



