長男。 | akariのブログ  けやきハイツ102
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サイと出掛けるのに、お菓子と飲み物買うからお金ちょうだいと言われ

多めに400円渡したら、悩んだ末わざわざ戻ってきてこれはちょっと多いと100円返してくるような男。


どんぶり勘定な私とは、顔は似てるけど堅実さがまるで違う。





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先日、夫が古いバリカンであやたの散髪に失敗。慌てふためいて修正修正の果てに、1ミリの坊主に...。


裸で脱衣所に立つ涙目の少年を見て、怒り心頭。


酒を飲んで散髪したことも許せず、思いのままに暴言を吐いてしまった。


やっちまった実感はあったようで、何も返して来なかったけど、こんなに頭の形のいいやつもいないぞと、翌朝まで粘り強く自分を正当化するやっちまった父を、皆で一丸となって無視した。


いつも、醜い罵り合いや喧嘩をしてるはずの妹弟たちも、兄の只事ではない姿を一目見て空気を読んで黙り、心から彼を心配した。



わかっていても、すれ違う度

薄い水色の帽子を被ってるように見えて二度見してしまう...。


肌着が頭皮につっかかり、着るのにひと苦労してるのも不憫だった。



欠席の連絡ノートは私が持ってく!いや俺が持ってく!と、誰しもが味方になった。


兄弟って不思議なもんだと思った。


私は、どうしても学校休みたいなら、特別に一日だけなら休んでもいいよと言った後、仕事に行く支度をしつつ少し離れて見守った。


悩んだ挙句、遅刻ギリギリで一人決心し、登校していった彼の後ろ姿は勇敢だった。


彼の頭は、ハッキリ言って、闘病中か戦時中か、はたまた一休さんだった。



下校後、恥ずかしさの殻を破った彼の面持ちは、一皮むけて逞しくなっていた。


後日、あやたのその頭を真似して1ミリに刈ったらしい旧H小学校時代からの友達がいたことを知って、なんだか私も嬉しかった。






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▲下北の靴下屋にて、買ってほしいと自ら申し出てきた一足が、まさかのミィ。



彼が入ってるクラス内の派閥、〇〇組の組長、〇〇H人くんは、学校合併当初から悪名高き噂しか聞かなかったが、まもなくつるみ始めて急激に仲良くなった。


ある日わこが、その組長に、何もしてないのにすれ違いざまに「死ね」と言われたと聞いたので、

あやたに、「組長になんでそんなこと言うのか、文句言ってやりなさい!」と言うと、

「その日の気分じゃない?深い意味ないよ。ごめん、悪いけど俺、〇〇組の幹部だから。」とのこと...。

わこより〇〇組を取ったようだ。


日々話を聞いたり、仕事帰りにこっそり下校の様子を見たりしてるうちに、彼は、組長の器のある魅力的な男なんだろうなと感じた。


年がら年中半袖短パン。

小柄だが運動神経が良く、男気に溢れてて、眼鏡をかけている。家庭は色々あるみたい。


まぁ、うちも立派に変な家族だし、言わないだけで皆んな色々あるに違いないと私は思ってる。



組長からの年賀状は、全て手書きの筆ペン仕立てで、豪快に富士山が描かれていた。

あやたに、あの時のあのこと、ごめんな。と書いてあった。


年賀状を出していなかったあやたは慌てて筆ペンを探し、気にしなくていいよとアンサーし、投函していた。

互いに律儀。





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▲部屋にぶん投げてあったエプロン。
どうしようもないデザインのミズノのエプロン、どうすんだと思ったら可愛く仕上げてたんだね。




組長は、好き嫌いがハッキリしてて、口は悪いながら友達の良いところを認めてる。


組長が嫌ってるクラスメイトのお母さんがいるらしい。

何故嫌いなのか聞いたら、その息子と喧嘩した時に、自分の息子の肩しか持たず、うざかったからとのこと。


いつすれ違っても、こちらが会釈しても挨拶しないそのお母さん、私も違和感があったのでちょっと納得した。


展覧会で見た組長の作品、すごく良かった。




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▲夢のある多種多様なジェットコースターが展示される中で、「ビューンとさよなら」。

個人的に、まばゆいセンスを感じた。




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一番ぶつかる長男。

私に対しては信じられないような悪態をつくし、かなり悪いところもあるけど、私にはない一面は嬉しくて頼もしく、密かに信頼大。



彼の私に対するコメントは、いつも真っ直ぐに目を見て表現豊かに放つ、辛辣かつリアルで正直な生声だから、何も返せない。



近頃は、父と一緒に借りてきた、映画スタンドバイミーを気に入って、何度も繰り返し観てる今年12歳になる少年。



ピアノに続き、サッカーの一つのクラスを辞めた。
冷静に自分を判断しながら、葛藤している。


淡いライトブルーの一休ヘアは、日に日に濃くなり、思ったより早く馴染んだ。



絵は、もっとたくさん描いてちゃんと学べば、もっとずっと上手くなるだろう。


その感性を大事に、好きなこと、夢中になれるようなやりたい事を見つけて、楽しんでほしい。






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▲周りは高学年向け図書を紹介していましたよ...。



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▲そんなに面白くないけど分かりやすさが評価されてるらしい教室に貼られてた作品。
私が読んでた2コマ漫画の影響をさっそく受けたんだね。




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▲最新作の鳥獣戯画。

エイジングにコーヒーが使われてていい匂いだし、コレ好き。




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▲わたくし昨日、二千円ほど入った小銭入れを紛失。
二時間後に訪れたここに、入ってた...!!

神さま仏さま、世田谷の治安と良運もありがとうございます。
両手をスリスリ合わせて拝んでたら、

「おかあって、忘れ物と落し物ひどすぎるよね。もうこれからおかあに物預けるのやめよう。ゴミだけ渡そう。」
とのこと。
間違ってない。