
先週の、やっと晴れた日。

サミットで買い物中、きっちゃんが寝てしまった。
自転車の子供乗せ部分に、何とかして乗せようとするも
泣き叫んで抵抗し、ひっくり返るので成す術無く。
片腕で縦抱きしつつ、前乗せの背もたれを掴んだ手の甲で尻を支え、
精神統一してバランスを保ちながら、
やっとの思いで軒先に到着。
すると。
我が家のガレージの、完全に中で、
色とりどりのワンピースを身にまとった四人組の
小さなおばあさん達が、井戸端会議をしているのだ。
あまりのシュールな光景に、一瞬目を疑った。
かなり近づいても気がつかない様子だった為、
「すいません、この家の者です。」
名乗り出てみると、やっと、
「あら、このお家の方?ごめんなさいね~!」
全員ワラワラと出て来た。
そして一名だけ残り、
ご夫人
「お母さん、ずっと雨続きだったから
所用が足せなくて大変だったでしょう!
今日はやっと行けたのかしら?
お母さん大活躍!偉いわ~~。
…云云かんぬん…
そのお召しになってるお帽子、
この辺ではお見受けしない珍しいお帽子ね~。
どちらでお求めになったの?
もしかして、お子さんのお帽子!?(爆笑)
じゃないわよね~?」
バカにしてんのか?笑
私
「旦那さんの帽子が、
クリーニングに出したら縮んだらしくて、
もらったんです。」
ご夫人
「・・・。(あんまり聞いてない)
もうホントに、毎日お母さん大活躍!
今日は大変失礼しました。ご免下さい!」
やっと去って行った。
長かった。
晩に、仕事から帰ってきた夫にその出来事を話すと、
小鼻を膨らませながら、そんな一般のおばあちゃん達が
この世に実在すると思えない、もしかしたら、
私服警官なんじゃないか?と疑う。
言われてみれば、万引きGメンのようにも
見えなくはなく、余所行きの市原悦子のような感じ。
あれは一体、何だったんだろう・・・
そんな今日この頃です。
末っ子のきっちゃんが、9月12日(土)で
無事に二歳を迎えました。


我が家史上初の、アンパンマン好きの子供。
満場一致で、きっちゃんがどんな顔して喜ぶかを見たい、
その一心で、当日はアンパンマンミュージアムに行く事が決定。


入場料、1500円×6=9000円!!



それでも、
「アンパン、アンパン、いた~!」
目を丸くして慌てているきっちゃんの喜びよう、プライスレス。


ゆっくり見せてあげればいいものを、
せわしなく運ばれる。

ドヤ☆

揉まれて挟まれても、目は丸く。

終始ビックリ顔、プライスレス。



サイが意外と楽しんでいた。

+500円のお誕生日サービスにて、
偽物のアンパンマンケーキでお祝い☆


アンパンマンの夏祭りイベントで、〆。

しょくぱんまん様よりも、
ナガネギマンが、ハッとするかっこよさでした。


ザ★苦手分野。
これもきっちゃんのためと、精神力を保つ父。

父親になって9年。大人になりましたね。

お誕生日だと申し出ると3個増量してくれるベビーカステラを、
奪い合い、飛んでった物を拾い、小さく千切って譲り、
ストリートチルドレン風に食べました。

卒乳後、一向に夜泣きが収まらず。

助産院の先生が「もう美味しくないでしょ?って一度しゃぶらせてみたらいいのよ。」
と、そういえば言ってたのを真に受け。
札幌行きの飛行機の中で泣き叫んでる時に、
「ホラ!もうマズいマズいだよぉ~

待ってましたと言わんばかりに飛びつき。
先生が言ってたのはこういう事じゃないんだよなとはわかりつつ、
帰省中から、リアルおしゃぶりが徐々に癖になってしまいました。

しぼんだ乳房は戻ってこないままとはいえ、またいつの日か、
例のパイ画を描かなきゃならんのか?

もう岩乳になることは無いだろうから、
自分から自然に離れて行くのを待つべきか。
せんべい片手に、リアルおしゃぶりに
テキトーに吸い付いてる人を見ながら、悩ましい。

4番目にして、こんなのも初めて。


ところでこの夫、押尾にしか見えない。


しつこくいじわるしたり、
しつこくギューしてもいいかと迫ったり、

毎日忙しいちい兄ちゃんよ、落ち着いてくれ。

末っ子ってだけで、無条件に皆のアイドル。
この家を、選んでやってきてくれたのなら、
すいませんが、ほんとにありがとうね。

きっちゃん二歳へ。

