豊田区所属の189系も、この日をもって全ていなくなりました。もともと休みではあったのですが、先のM50、M52のラストランの様子を見ていると、人が多く落ち着いて撮影できないと思い、初めは行くつもりはありませんでした。しかし、最後の国鉄特急色であり、有名どころを外せばなんとかなるだろうと思い、撮影に行ってきました。

豊田車両センター裏の道の通行止めが解除されたとの情報があり、出発前に留置中の姿を撮影しました。
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本運転はどこで撮ろうかと悩みましたが、午後から用事があることもあり、停車時間の長い猿橋に向かうことにしました。中央線の車内から外を見ていると、撮影者の姿がとても多くみられ、みんなに愛された車両なんだと思いました。猿橋駅に着くと、人はいるものの10人前後だったので、落ち着いて撮影することができました。
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ここでの撮影をもって、国鉄特急色の189系の撮影は終了になりました。
183・189系は、子供のころは、高崎線での「あさま」で良く見ていたし、大学時代は新宿で乗り換えていたので、「あずさ」「かいじ」と乗り換えのたびに見ていました(特急ホームに喫煙所があったこともありますが・・・)。その後、高崎線の波動用輸送が165系から183・189系に変わると、高崎線内でも見る機会、乗る機会が増え、身近な列車の1つでした。ただ年月には勝てず、老朽化が進んでいるので、安全・快適輸送の観点からみれば、廃車の方針も致し方のないことだとも思います。